興味はつきない
戦前のクルマづくりを今日に伝える英モーガンのスポーツカー「4/4」。1936年に誕生した“新車で買えるクラシックカー”は、のぞき込んでも乗ってみても、現代のクルマとは似るところがなく、付き合うほどに発見のある興味のつきない一台だった。
ハンドブレーキに時代を感じる
雨が降っているわけでもないのに傘をさすのはヘンなので――というようなココロで幌(ほろ)を開けた。畳んだ。幌=日傘という考えかたもアリかもしれないけれど、いずれにせよ、普通、クルマを運転していて傘はあまりささない。で一方、サイドスクリーンはつけたまま。気候や気象の条件がよっぽどアレでないかぎり、そのくらいがちょうどいいのではないか。
すごく久しぶりのモーガン。こないだ……といっても25年ぐらい前だからずいぶん昔のことですが、前回運転したのも同じ4/4。なにしろエンジンが比較的かもっとイマドキの物件なので、運転するのは易しい。試乗記にはきっとそのようなことを書くんだろうと思いながら、イキナリ2度ほど坂道発進→エンスト(3度だったかもしれない)。ひとつにはこのクルマ、ブレーキペダルとアクセルペダルの踏面の段差がすごくデカい(さらにアクセルペダルの作動がシブめ)。そして、クラッチ滑らせまくりの発進はキライなワタシ。またいまひとつには、ハンドブレーキのレバーの扱いかたが(今回乗ってすぐのときは)よくワカランものだった。でも、ああそう、そうでした。思いだせば、わかってしまえば、どうということはない。はっはっは。
ドライビングポジションは、ペダルが遠めでハンドル近め。それにしても、1速がミョーにハヤげ(レシオの数字でいうと、小さめっぽい)だなあ……と思ったら。編集のホッタ君いわく「マツダの5段っす」。あ、「ロードスター」用ね。あーナルホド。チェンジレバーの操作感がゴギゴキっぽいのもおそらくそうだからで、ただしレバーのレバー比の関係か、扱いやすさは多少かもうちょっとフツー。つまり、ベター。...