あきらめる理由がない
「ポルシェ・パナメーラ」に、ワゴンボディーを持つ派生モデル「スポーツツーリスモ」が登場。テストに供されたのは、最高出力550psを誇るトップパフォーマンスモデル。最高速300km/hオーバーのスペシャルなワゴンの実力とは!?
勢いが止まらない
2009年に初代がデビューし、2016年に2代目に進化したパナメーラは、ポルシェのラグジュアリースポーツサルーンとして、すっかりメジャーな存在となった。ポルシェのラインナップにおいても、いまやなくてはならないモデルであり、2017年の販売台数は対前年比83%増の2万8000台に達し、ポルシェの成長を支える要因となっている。
そんなパナメーラの勢いをさらに加速させるのではないかと期待を抱かせるのが、2017年3月のジュネーブショーで追加された新バリエーション、スポーツツーリスモだ。パナメーラがいわゆる“4ドアクーペ”であるのに対し、パナメーラ スポーツツーリスモはルーフラインを後方に伸ばし、より広く使いやすいラゲッジスペースが与えられたステーションワゴン。最近流行の“シューティングブレーク”という響きが似合うかもしれない。
個人的な好みをいうと、標準のパナメーラよりも、このパナメーラ スポーツツーリスモのほうに魅力を感じる。ハッチバックやステーションワゴンを乗り継ぎ、その使い勝手の良さが当たり前になってしまった私は、もうセダンには戻れない。しかし、買えるかどうかは別にして、ラグジュアリークラスにはステーションワゴンの選択肢が見当たらなかった。そんな状況下で新たに投入されたパナメーラ スポーツツーリスモに期待が高まるのは当然のことではないか。しかも、他のステーションワゴンとは一線を画するスポーティーなフォルムがたまらないのである。...