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MINIクーパーS コンバーチブル(FF/7AT)【海外試乗記】


小さな高級車

現行型MINIの3モデルが、デビューから4年を経て大幅にマイナーチェンジ。デュアルクラッチ式ATの採用とサスペンションの改良は、このクルマにどんな変化をもたらしたのか? スペイン・マヨルカ島での試乗で感じた、進化の程をリポートする。

“愛されキャラ”のさらなる進化

現行モデルで3代目となるMINIが、未来を見据えたマイナーチェンジを行った。日本でもその発表がなされたばかりで、『webCG』でも詳細は報告されているが、その内容は7段DCTの搭載と、内外装の磨き上げ。3代目となる「F50」系は登場から4年半の時間が経過しているから、フツーのクルマであれば販売戦略上の小さなテコ入れとも取れるお化粧直しだが、これが世界的な“愛されキャラ”であるMINIであることを思えば、メーカーならではの楽しさの追求と感じられ、また動力性能的にはさらに奥深い熟成が見られた。

まず人目を引くのは、これまで半円球形状だったデイライトが完全なリングタイプとなったLEDヘッドランプだろう。トピックとしては、オプション装備となるがハイビームに対向車への幻惑防止機能を持つ「マトリックスヘッドライト」が今回から用意された。最近では国産Bセグメントにも「ハイ/ロー切り替え式」ライトが用意されているが、このマトリックス式は細かなLED球を装備することにより相手に届く部分だけをロービーム化できるライト。高級車特有の装備というイメージがある最先端のシステムだが、これはまさにMINIがBMWグループの一員だからこそなしえたアップグレードオプションだと言えるだろう。

さらにテールランプが、ユニオンジャックを模したLEDライトとなっているのも凝った演出。対してノーズおよびテールのエンブレムはこれまでの立体的な形状から平べったくなったが、これは昨今のトレンドである“フラットデザイン”を意識したものなのだとか。

さらにインテリアに目を移すと、その特徴的なセンターメーターに収まるナビゲーションシステムがタッチパネル式となった。日本仕様ではどうなるのか不明だが、現地では既に4G機能による各種サービスが始まっており、筆者のスマホもすぐにWi-Fiへとコネクト。遠く離れた日本の様子がネットやSNSですぐに確認でき、海外の様子を友人や家族にすぐに伝えられる楽しさが味わえた。...

提供元:webCG

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