静かで滑らか
「メルセデス・ベンツEクラス」のバリエーションがまたひとつ広がった。Eクラス初となるプラグインハイブリッド車「E350eアバンギャルド スポーツ」のパワーユニットは2リッター直4ターボ+モーター。その走りはいかなるものなのか。
4気筒で不足なし
メルセデス・ベンツEクラスのプラグインハイブリッド車が日本市場に登場。798万円は思ったよりも安く(?)、さらにグリーン化税制で自動車税が75%も軽減されるのだから、法人でなくとも裕福な個人ユーザーにとってE350eはお買い得な車種といえるだろう。
空車で1980kgとEクラスの中でも重量級ではあるが、これで燃費の良さも享受できるのだから技術の進歩とは素晴らしいものがある。ハイブリッド燃料消費率はJC08モードで15.7km/リッターと発表されている。ドライブコンピューターの数字でも時々試した区間で2桁を示していることがままあった。ちなみに今回のテスト走行は302.5kmで、満タン法計測で9.8km/リッターを記録した。
動力性能の向上は乗る前から予想していたが、静粛で滑らかな走行感覚においては期待を上回った。少し前までは4気筒より6気筒、6気筒より8気筒……とエンジンの滑らかさや静粛さは気筒数に頼っていた部分もあったが、この車の場合には電気モーターが加わったことにより、4気筒でも十分な滑らかさと静粛さ、そして強力なパワーも獲得している。というか、知らずに乗れば気筒数や排気量などまったく気にする必要がなくなった。高級車といえども遠からず、この話題に触れることさえなくなってしまうかもしれない。...