冒険したいあなたに
10年以上のブランクを経て国内市場に復活した、トヨタのピックアップトラック「ハイラックス」。いざ日本の道を走らせてみると、外観からは予想できなかった身のこなしや乗り心地のよさに、驚かされることになった。
衝撃的なデカさ
久しぶりに駐車難民か!? 路上で初めてハイラックスを見たとき、そう思った。17インチタイヤを履くラダーフレームに載ったボディーは、巨漢のアメラグ選手を四輪にしたような量感だ。後ろに止まっていた「レクサスRX」がショボく見えた。
13年ぶりの復活ハイラックスは、メイド・イン・タイランドである。東南アジアやオーストラリアが主力市場で、米国では販売されていない。しかし、サイズや雰囲気はトヨタ製アメリカンピックアップである。しかも日本仕様は、よりにもよって一番デッカい“ダブルキャブピックアップ”である。
高さ1.8mのダブルキャブの後ろに半トン積みの深い荷箱が載っている。アメリカでは、ピックアップトラックの荷箱を“ベッド”と呼ぶ。4ドア5座キャビン+ベッドで、全長はグッバイ日本車的な5.3mオーバー。このまま乗って帰って、今晩、ウチの車庫に預かる安請け合いをしてしまったが、これはちょっと無理と思われた。
ちなみに前回の駐車難民事態は、だいぶ昔で、フルサイズのキャデラックだった。クルマもクルマだし、家族みんなを乗せてシティーホテルに泊まりに行った。...