「真面目に働けば一生安泰」という常識が揺らいでいます。定年退職後から株を始めて1億円を築いた92歳の現役投資家・リョウジさんも、かつて20代で“ある限界”に絶望しました。激務で副業すらできない状況下、なぜ「株式投資」という運命の選択にたどり着けたのか? お金に働いてもらう生き方をつかみとった原点に迫ります。
※本稿は『「株ノート」で60歳から1億円 92歳現役投資家リョウジさんの超★シンプル投資術』(ダイヤモンド社)をもとに編集した記事です。
資産1億円を築いた92歳現役投資家が
20代で気づいた限界
真面目に働けば一生安泰――。そんな常識が崩れ、実質賃金の低下や物価高により、多くの会社員が将来への不安を抱える現代。90代の現在も年間1200万円の利益を出し続ける現役投資家のリョウジさんもまた、若き日に「労働収入の限界」に直面した一人でした。
退職金の一部である元手350万円から1億円超の資産を築き上げる原点となった、20代での「気づき」に焦点を当てます。
念願の就職、しかし待ち受けていた厳しい現実
ここで私たちが学ぶべき重要なノウハウは、「自分の未来の収入をリアルに計算してみる」ということです。目の前の業務をこなすだけでなく、今の会社で5年後、10年後にどれだけ稼げるのかを冷静にシミュレーションすることで、初めて「このままではいけない」という健全な危機感を持つことができます。
激務で「副業」ができない状況が運命を変えた
労働時間を増やして収入を得る「副業」は、激務の会社員には物理的な限界があります。自分の時間を切り売りできないのなら、「お金に働いてもらう」仕組みを作るしかありません。
時間に余裕がないからこそ、時間や場所に縛られない「株式投資」という選択肢に行き着いたのです。忙しさを言い訳にせず、自分の置かれた状況下で最適な資産形成の手段を模索する姿勢は、現代のビジネスパーソンにとっても大きな学びとなるはずです。