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戦時中でもやっていた…SNSで他人の服に口出しせずにいられない人の心理


「パーカーおじさん」「着物警察」「#KuToo運動」…。近年、SNS上でよく議論が起こるファッションの話題。誰にも迷惑をかけてないのに、様々な人が意見を述べ始め、ときには誹謗中傷まで発展してしまうことも。なぜ、現代人は他人の服装に口を出したがるのでしょうか。今回は、神戸大学大学院人間発達環境学研究科教授の平芳裕子氏の新刊『何がダサいを決めるのか』(ポプラ社)より、SNS時代におけるファッション心理について抜粋いたします。

なぜ私たちはおしゃれをするのか

私たちが毎日どのように服と接しているのかを想像してみましょう。

私たちは日々服を着て暮らしています。朝起きてパジャマや部屋着から外出するための服に着替えます。部屋着と外出着を分けていないという方もいらっしゃるかもしれません。しかし、今日は何を着ようかな、次は何を着ようかなと常日頃考えているでしょう。

そして、いったん服を着たら、自分の姿を鏡でチェックする方は多いのではないでしょうか。服の色や柄は似合っているか、服の組み合わせは合っているか、全体のバランスは取れているか、おしゃれに見えるかどうか。自分の姿をチェックして、納得できたら出かけるという人もいるかもしれません。

しかしよくよく考えてみると不思議です。自分で自分の姿を見ることが難しいのに、なぜ服を着ておしゃれをするのでしょうか。

自分の体やそのうえに着ている服のすべてを、私たちは自分の目で見ることはできません。自分自身の目に見えるのは、体や服のごく一部です。だから鏡を見るわけですが、鏡がない限り、私たちは自分の姿の全体を確認することはできないのです。...

提供元:ダイヤモンド・オンライン

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