いよいよ今年も終わり2026年がやってくる。来年はどうすれば、投資で成功できるのか? そこで今回は、YouTube「両学長 リベラルアーツ大学」でも紹介されたベストセラー『THE WEALTH LADDER 富の階段 ── 資産レベルが上がり続けるシンプルな戦略』と、「『金持ち父さん 貧乏父さん』以来の衝撃の書!」と絶賛されている『JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則』の著者ニック・マジューリ氏に緊急インタビュー。親日家著者による日本人への熱いメッセージを紹介する。(取材/国際ジャーナリスト 大野和基、構成/ダイヤモンド社書籍編集局)
仕事はこの「3つの条件」で選べ!
――本書『THE WEALTH LADDER ウェルス・ラダー』では、「得意なこと」「興味があること」「人がお金を出してくれること」。この3つの条件に基づいて仕事を選ぶべきと言っています。なぜ、この3つが重要だと思うようになったのでしょうか?
ニック・マジューリ(以下、ニック) 私はこれまで「お金になるから」という理由で選んだ仕事もあれば、「自分が得意だから」という理由で選んだ仕事もありました。
つまり、常にこの3つ(「得意なこと」「興味があること」「人がお金を出してくれること」)を守って、仕事を選んできたわけではありません。
しかし最終的に、最も満足度が高かったのは「自分の強みを活かせて」「興味を持ち始め」「結果として対価を得られた」仕事でした。
自分や周囲の人たちを見ても、「得意→興味→報酬」という順で選んだ仕事にやりがいを感じている人が最も多く、またそれが自分にとっての適職であると考える人が多いのです。
ただし、この順番で自分の適職にたどり着くルートは、時間がかかります。現実には、まずは収入を得なければいけませんし。
ですから、最初は「お金を得られる仕事」で生活基盤をつくり、その後に「強み」に焦点を当ててキャリアを築いていくのがいいと思います。
「人がお金を出してくれること」をどう判断する?
――最も難しいのが「人がお金を出してくれる仕事なのか否かを客観的に判断すること」です。どうやって判断すればいいのですか。
ニック これは本当に難しいですよね。1つの方法は、「それをすでにやっている人がいるか」を確認することです。
つまり他の誰かが、同じような種類の仕事に対して実際にお金を払っているかどうか、ということです。
たとえば、あなたが作家で本を書いているとします。本が好きな人は、本にお金を払いますよね。写真家だったら、写真に興味のある人が写真にお金を払うかどうかを考える。
このように、同じような仕事をしている人が、その仕事で対価を得ているかどうかを見ることで、「みんながそれにお金を払う可能性があるか」がわかります。
もう1つのサインは、ある特定のテーマについて、多くの人があなたに頻繁に質問してきたり、あなたの時間を多く必要としていたりするかどうかです。
もし特定案件について何度も相談がきて、あなたのもとに問合せが集中するなら、それは「そのジャンルに需要がある」という強いサインです。
需要があるということは、あなたがそれでお金を稼げる可能性が高いということなのです。
本書では、レベル2(資産1万ドル以上〜10万ドル未満)から抜け出すために取り組むべきこととして、「得意なこと」「興味があること」「人がお金を出してくれること」の3つの特性を基準にしながら自分の進むべきキャリアを考えることをすすめています。
そのためにあなたがやるべきことは、将来の収入アップに結びつきやすい教育を受け、スキルを磨くこと。今日学べば永遠に稼げるというマインドセットが大切なのです。
(本稿は『THE WEALTH LADDER 富の階段 ── 資産レベルが上がり続けるシンプルな戦略』の著者ニック・マジューリ氏へのインタビューをもとに構成しました)...