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ホンダN-ONE:e【開発者インタビュー】


新しいBEVの表現に挑戦

電動化を推進するホンダが、軽商用電気自動車(BEV)「N-VAN e:」に続き市場投入を予定しているBEVが軽自動車規格の「N-ONE e:」だ。2025年秋といわれる正式発表を前に、開発コンセプトと内外装デザインのこだわりを3人のキーマンにうかがった。

一充電走行距離は270km以上

ホンダは、2023年4月に発表した中期計画「2023ビジネスアップデート」で存在を明らかにしていたとおり、昨2024年の商用軽(自動車)タイプのBEVとなるN-VAN e:に続いて、乗用軽BEVのN-ONE e:を公開した。ただし、正式な発表・発売は2025年秋の予定で、スペックについては「270km以上」という一充電あたりの最大航続距離しか公表されていない。

この点について、パワーユニット開発責任者の渡邊伸一郎さんは「ぴたり270kmではなく270km“以上”ですね。これは競合他車の1.5倍以上とした目標値となります」と語る。

ここでいう競合他車とは、ご想像のとおり「日産サクラ」のことだ。サクラの一充電航続距離がWLTCモード(以下同じ)で180km。その1.5倍がちょうど270kmとなる。N-ONE e:はそれを明確に上回るのが目標だった。そして、渡邊さんの口ぶりを聞くかぎり、その目標達成はすでに見えているようだ。

さらに渡邊さんは「270kmという数字は、最初は競合他車から導き出したものでしたが、日本の乗用BEVの走行距離は平均で一日40km、たくさん乗る人でも80km。そう考えると、270kmの航続距離があれば、普通のお客さんなら1週間もちます」と加えた。

というわけでN-ONE e:は「スマホは毎日、クルマは週1回」という充電タイミングをキャッチフレーズとする。細かい技術情報は未公開のN-ONE e:だが、これがN-VAN e:と一括開発されたことは公然の秘密で、eアクスルや電池はN-VAN e:と共通と考えるのが自然だ。

そのN-VAN e:の一充電航続距離が245kmだから、それと同じ総電力量29.6kWhの三元系リチウムイオン電池で、車重はより軽く、見るからに空気抵抗も小さいN-ONE e:のそれが270kmを超えるのはまあ十分にあり得るだろう。...

提供元:webCG

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