パフォーマンスにほれ直す
2リッター直4の「AMG GT43」に3リッター直6の「CLE53」、そして4リッターV8の「AMG GT63」──。富士スピードウェイを舞台に行われたメルセデスAMGの走行体験イベントで、800PSオーバーのモンスターマシンを筆頭とする最新AMG車の全開パフォーマンスを味わった。
AMGを思う存分走らせたい
先日、都内のとあるメルセデス・ベンツのショールームをのぞいたときのこと。あとから入ってきた年配の男性がショールームの女性スタッフにこう尋ねる。「オレ、むかし“アーマーゲー”に乗ってたんだけど、いまはアーマーゲーって言わないのかい?」。すると女性スタッフは「そうですね、以前から正しい名前は“エーエムジー”です」と答えた。
このやりとりを耳にして、私は笑いをこらえるのが精いっぱいだったが、私のまわりでも、何の疑いもなくいまだに“アーマーゲー”と呼ぶ人がいることを考えると、その浸透度の高さには、妙に感心してしまう。
呼び方はさておき、それほどまでに高い知名度を誇るAMG。いまさら説明する必要もないと思うが、メルセデス・ベンツのサブブランドとして、スポーツモデルを世に送り出しているのがメルセデスAMGだ。その圧倒的なパフォーマンスを、安全かつ合法的に試すには、サーキットを走るしかない。とはいえ、ほとんどの人にとって、サーキットはなんとなくハードルが高いし、いざクルマを走らせようとすると、走行の前後でクルマの整備が必要で、タイヤやブレーキの摩耗も心配だ。でも、メルセデスAMGを思う存分走らせたい……。
そんな思いに応えてくれるのが、今回参加した「AMGエクスペリエンス・オン・トラック」。日本一長い1475mのストレートを誇る富士スピードウェイを舞台に、用意されたクルマでさまざまなシチュエーションを楽しめるというのだから、まさに夢のようなイベントである。...