最新が最良
話題沸騰・販売好調な新型「スバル・フォレスター」の、ストロングハイブリッド車と1.8リッターターボ車に同時試乗! どちらも甲乙つけがたい出来栄えだったが、ひとつだけ確かに言えるのは、スバル車も「最新が最良」ということであった。
荷室にみる開発者のこだわり
この2025年4月、新型フォレスターがついに……というか、やっと国内発売となった。思い返せば、初公開は2023年11月の米ロサンゼルスオートショーだった(参照)。そして、主力市場の北米では2025年モデルとして昨2024年半ばに、欧州でも2024年秋に発売となっていた。日本ではこれらに続く上市となる。
スバリストには耳タコだろうが、新型フォレスターの国内ラインナップはひとまず3グレードの6バリエーションである。基本グレードは、2.5リッターストロングハイブリッド「S:HEV」を「クロストレック」に続いて搭載する「プレミアム」と「X-BREAK」、そして従来改良型の1.8リッターターボ+CVTの「スポーツ」だ。で、この3グレードそれぞれに、渋滞時ハンズオフ運転や車線変更アシスト、カーブ/料金所での事前減速など、高精度3D地図を活用した各機能からなる「アイサイトX」を装備した「EX」も加えられて、計6つの選択肢が用意される。
エクステリアでは水平なフロントフードによる押し出しの強いフェイスが目につくが、諸元は大きくは変わらない。フォレスターは北米でもサイズ感が絶妙との評判だったらしく、新型では全長と全幅が15mmずつ大きくなったが、2670mmというホイールベースは踏襲される。つまり体感的な車格はそのままだ。
先代フォレスターは外装設計出身の布目智之さんという開発責任者を、内装設計出身の只木克郎さんが右腕として支えるかたちでつくられた。1300mmという開口幅を誇る荷室が自慢だったのは、こうした開発リーダーのこだわりによるところも大きい。今回の新型は、その只木さんが責任者となって開発された。自慢だった荷室も、容量や開口幅はわずかに減少しつつも、実質的な使い勝手は新型でも後退していないという。実際、新型フォレスターの後ろ姿は、いかにも開口幅の大きそうなスクエアデザインである。...