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トライアンフ・スピードトリプル1200RS(6MT)【レビュー】


過激なアクションスター

軽い車体に1.2リッターの大排気量エンジンを搭載した「トライアンフ・スピードトリプル1200RS」。英国の老舗が放つ元祖ストリートファイターが、2025年モデルでさらに進化した。より強力で、よりハイテクなマシンとなったどう猛なネイキッドスポーツを試す。

“弟分”とは全然違う

「アレッ!? こんなに両足ツンツンだったっけ?」と、トライアンフ・スピードトリプル1200RSのシートにまたがって少し戸惑ったのだが、すぐ勘違いに気がついた。以前乗ったのは「ストリートトリプル」のローダウンバージョン(R Low)でした。似たような異型2灯フェイスだけれど、あちらは排気量765ccのミドルクラス。自分の手足を強化延長するモビルスーツを着たような(着たことないけど)自在なハンドリングと、ほどよく過激な(!?)動力性能に、すっかり魅了されたおぼえがある。すばらしくファンなバイクでした。

そんな心地よい記憶に浸りながら1160ccのスピードトリプルで走り始めると、これはストリートトリプルの兄貴分というより、段違いのモンスター。クラス違いなので当然といえば当然なのだが、199kgのボディーをぶっといトルクで蹴り出すさまは圧巻で、ワイルドな3気筒ユニットは、鋭いビートと強めの振動で気の小さい乗り手をおびえさせる。電光石火のレスポンスと過剰なアウトプットは街なかではいささか剣呑(けんのん)なので、まずはライディングモードを「Rain」にしてひといきつく。にわかにスロットルレスポンスの角が丸くなり、パワーの盛り上がりが穏やかに。電子制御の鮮やかな効きに、21世紀の最新モデルを感じる。...

提供元:webCG

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