豊かな暮らしのパートナー
「トヨタ・クラウン エステート」は、シリーズで一番大きなラゲッジスペースを持ち、長距離移動時の快適性を追求したというグランドツアラーだ。キャンプに旅行にという人にとっては待ちに待った存在といえるだろう。プラグインハイブリッド車「RS」の仕上がりをリポートする。
新型はステーションワゴンにあらず
16代目にして大革新を遂げた新型クラウンについては、初っぱなの「クロスオーバー」の登場の際に、今回のクラウンは“群”で勝負するとして、合計4車型がそろうことが予告されていた。当初の予定よりはだいぶ遅くなったが、クラウン エステートのデビューによって、ようやくラインナップが完成と相成った。
エステートの名こそついているが、そのボディータイプはかつてのセダンをベースとしたステーションワゴンではない。広大な荷室をセリングポイントとするのは一緒だが、新生クラウン エステートは分類するならラージサイズのクロスオーバーSUVということになる。
しかしながら、それは単に時流に乗ったとか、消去法でそうなったという話ではなさそう。実際に乗ってみると、しかも長い時間をともに過ごしてみると、これがライフスタイルにコダワリのある人には、とてもいい按配(あんばい)の仕上がりだと感じられるのだ。
全長×全幅×全高=4930×1880×1625mmというボディーサイズは、クロスオーバーと全長が一緒で全幅が30mm、全高が85mm高い。ホイールベースは両車2850mmで共通だ。クロスオーバーをリフトアップセダンと呼ぶならば、こちらはさながらリフトアップワゴンといったところだろうか。...