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カンナム・スパイダーRTシートゥースカイ(6AT)【レビュー】


360°パノラマドライブを楽しもう

フロント2輪、リア1輪の独創マシン「カンナム・スパイダー」に試乗。そのライドフィールはどのようなもので、どんなファン・トゥ・ライドを持ち合わせているのか? カナダ発の三輪モビリティーが備える、バイクとも、クルマとも違う魅力をリポートする。

操作方法の違いに戸惑う

カンナム(CAN-AM)のモデルに乗るのは初めてだ。 「一応、練習しときます?」とスタッフの方。 「ぜひお願いします」

試乗するのは同ブランドのツーリングモデルというべき「スパイダー RT SEA-TO-SKY(シートゥースカイ)」(469万3600円)。前2輪、後1輪のレイアウトを持つことから、漠然と三輪バイクのイメージを抱いていたが、実際にシートにまたがると、想像していたのとずいぶん違う。車両のボリュームにたじろぐ感じだ。

カンナム・スパイダーの車両寸法は、全幅×全幅×全高=2833×1554×1464mm。ライバルとして比べるものではないが、初見で「デカッ!」と驚いた、同じく前2輪、後1輪の「ヤマハ・ナイケンGT」が全長×全幅×全高=2150×875×1395mm。スパイダーの恰幅(かっぷく)のよさがわかろうというものだ。

エンジンをかけて走り始めれば、右手グリップでスロットルを操作、左手のシフトボタンでギアチェンジを行う。シフトアップは手動だが、ダウンは自動でも行われる。ブレーキに関して、事前に「バイク乗りの人は右手でブレーキをかけようとしますが、スパイダーのブレーキは右下、足もとのペダルですから」と念押しされていたにもかかわらず、バイクを普段の足としている自分は、何度も幻のブレーキレバーを操作しようとして苦笑いする。

それでもクローズドスペースで完熟走行しているうちに、「これまでにない運転感覚だなァ」とすっかり楽しくなる。ステアリングはクイックで、操作に対する車両の挙動は大きめ。視覚的にフロントフェンダーの動きが見えるのも面白い。当たり前だが、止まってもコケないし、曲がるときに内側に傾くこともない。カンナム・スパイダーは、本質的には「バイクではなくクルマだ」と実感してから公道に出た。...

提供元:webCG

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