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MINIジョンクーパーワークスE/MINIジョンクーパーワークス エースマンE【海外試乗記】


これぞゴーカートフィール

電気自動車(BEV)化に向けた道をひた走るMINIは高性能バージョン「ジョンクーパーワークス(JCW)」にもきちんとBEV版を用意している。「JCW E」(3ドア)と「JCWエースマンE」の仕上がりをリポートする。

3カ国で生産される新型MINI

過日、現行MINIのJCW仕様を紹介したが(関連記事)、あちらはエンジン(ICE)搭載モデル。今回はBEV仕様のMINI JCW EとMINI JCWエースマンEの2モデルである。

参考までに現行MINIの開発コードは、「MINIクーパー」の3ドアがF66、5ドアがF65、「コンバーチブル」がF67、「カントリーマン」がU25、BEVの「MINIクーパーE」はJ05、「エースマン」はJ01で、これらはJCW仕様でも変わらない。ここで注目すべきは開発コードのアルファベットである。アルファベットは基本的に生産工場に由来していて、「F」の付くモデルはイギリス・オックスフォード工場、「U」は本国ドイツ、そして「J」は中国である。つまり、MINIクーパーの内燃機仕様はイギリス、カントリーマンはドイツ、BEVのMINIクーパーとBEVしかないエースマンは中国というわけだ。

カントリーマンだけがドイツ生産なのは、BMWの「X1/X2」とプラットフォームを共有しているからである。ちなみにX1とX2の開発コードはそれぞれカントリーマンと同じ「U」を冠するU11とU10である。「MINI」といっても、すべてのモデルが故郷のイギリスでつくられているのではなく、ドイツや中国など3カ国にまたがっているというのはお恥ずかしながら初めて知ったし、BEVだけは中国製というのも最初は「え?」と、ちょっと意外に思ったけれど、よくよく考えてみれば「まあそうだよな」と腑(ふ)に落ちた。

クルマの開発は確かに大変だけれど、工場が多岐にわたるケースでは、どこでつくっても数万台という数のプロダクトをまったく同じ品質にする必要があり、実際には開発よりも生産のほうがずっと大変な作業である。開発コードが生産工場に由来しているのも、そういう事情を考慮すればうなずける。

それにしても、イギリスのMINIの中身はドイツ車で、それがイギリスとドイツと中国で生産されているなんて、出自がこんがらがってちょっとよく分からない。でも昨今のご時世に鑑みれば、今後はこういうクルマがますます増えていくことになるだろう。...

提供元:webCG

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