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ヒョンデ・インスター ラウンジ(FWD)【試乗記】


小さくて大きな脅威

韓国ヒョンデの電気自動車「インスター」が日本に上陸。その武器はとにかくコンパクトなボディーサイズと、「足りないとは言わせない」とばかりに盛りに盛った充実の装備だ。これで走りが良ければ文句なしだが、果たしてその仕上がりやいかに!?

大人4人がくつろいで座れる

ヒョンデの新しいBEVインスターが日本に上陸。販売を開始した。その名は、インティメート(親密)やイノベーティブ(革新的)などの「IN」を軸にした造語だという。他方、仕向け地での商標を回避するためのセカンドネームでもあり、本国では「キャスパーEV」として販売されている。

キャスパーは韓国の「軽車」規格にのっとったモデルで、日本の軽自動車規格よりはひと回り大きな寸法に1リッターエンジンを搭載したモデルが軸となっている。そのBEV版として国際商品化するにあたり、インスターのセカンドネームとともにいただいたのが若干大型化された車格だ。さりとて、基本骨格に変更はなく、コスメティックによってメリハリがつけられた程度の施術だ。

それでも車格的には「ロッキー/ライズ」あたりと比べても、なんならふたまわりくらいは小さい。特に1610mmという全幅は今日びの日本車になぞらえられるものがなく、さかのぼれば初代「日産キューブ」のそれが同じ寸法だった。こうなると、ライバルはやはり日本の軽自動車になるだろうか。

先日はBYDも軽自動車規格のBEVを投入するという発表があったが、こちとら小さいクルマはお家芸だ。ことパッケージにかけては各社が練りに練り倒してきたわけで、実質軽車規格のインスターも中に収まるとアホみたいな広さに驚かされ……ということはない。前後席間のゆとりは業界用語でセダン系と呼ばれる「アルト」や「ミライース」くらいの感じだろうか。それでも大人4人が十分くつろいで座れるわけだから御の字といえる。...

提供元:webCG

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