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BMW R12 nineT(6MT)【レビュー】


フラットツインよ永遠なれ

BMWが擁する人気の空冷ネイキッドがフルモデルチェンジ。名前も新たに「R12 nineT」となった新型は、日常でも走りを楽しめるダイナミクスの特性と、伝家の宝刀“フラットツイン”の魅力を、存分に感じさせるマシンに仕上がっていた。

ビッグバイクなのにヒラリと走る

BMW R12 nineTは、2013年にデビューして進化を続けてきた「R nineT」の後継モデルだ。従来モデルからの最大の変更点はフレームで、これまでは分割式だったが、今回のモデルでは一体化したチューブラーブリッジスチールフレームを新設計。剛性を上げるとともに軽量化し、よりクラシカルなスタイリングをつくり上げることにも成功している。伝統のフラットツインエンジンは従来モデルから受け継がれていて、最高出力は変更なし。つまりR12 nineTで注目すべきはデザインとハンドリングということになる。

またがった瞬間に感じたのは車体の軽さだった。車重が222kgと、このクラスとしては比較的軽いということもあるのだが、その数値以上に軽く感じる。テスターの体格だと、傾いたバイクを起こすのも、足をついて移動させるのもまったく苦労しない。

この軽さは走りだしても変わらない。というよりも一層軽く感じられるようになった。ハンドルに少し力を入れると(ストリートのライディングではハンドルへの入力が中心になる)バイクが瞬時にバンクしていく。だからといって過敏に反応するわけではない。安定性は十分にあるのだが、バイクを動かしたいと思ったとき、必要な力が少なくてすみ、的確に反応してくれるのだ。

このハンドリングのおかげで街なかはとても楽しい。ビックバイクなのにひらひらと軽快に走るし、Uターンもやりやすい。これは車体だけでなく30mm短くなったタンクや着座位置の変更も大きいだろう。最も重いエンジンとライダーが、バイクの重心と同じ位置にある感じがする。...

提供元:webCG

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