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レクサスUX300h“バージョンL”(4WD/CVT)【試乗記】


1年生と6年生

“Always On”の考えのもと、各車にたゆまぬ改良を積み重ねているレクサス。2024年の初頭にリリースした「UX」の最新モデルは、これぞ完成形と呼べるほどの仕上がりだ。パワートレインが刷新された「UX300h」の仕上がりをリポートする。

相次ぐ大規模改良

UXはトヨタでいうと「プリウス」「カローラ」「ノア/ヴォクシー」、そして「C-HR」などと共通の「GA-C」プラットフォームを土台とするレクサスだ。つい先日まではレクサスのエントリーモデルでもあったが、日本ではその座を「LBX」にゆずった。

ただ、LBXはあくまで日本と欧州がメインであり、北米や中国などの主力市場でのエントリーレクサスは今もUXだ。また、UXには100%電気自動車(BEV)の「300e」も用意される。世界的な販売規模や電動化戦略といった観点で見ると、レクサス全体における重要度はいまだにLBXよりUXのほうが高いのでは……と思えるくらいだ。

そんな存在のUXは発売から丸5年が経過した現在でも、改良の手が止まらない。2022年夏に、新しい「トヨタテクニカルセンター下山」での走り込みによる車体の大胆な強化(スポット溶接の打点増し)とそれに合わせたパワステやダンパーのリチューン、“Fスポーツ”グレードの内容充実、12.3インチの大型センターディスプレイの標準化……といった大規模な手直しを受けたばかりだった。なのに、翌2023年12月にはさらに大きな改良が実施されたのだ。それが今回の試乗車である。

その過去最大ともいえる改良内容については、渡辺敏史さんのプロトタイプ試乗記にも詳しい。とくに純エンジン車の「UX200」が廃止されただけでなく、今回の試乗車でもあるハイブリッド車(HEV)が車名も新たにUX300hとなり(従来は「UX250h」)、センターディスプレイに続いて運転席前のメーターパネルも12.3インチの大型フル液晶化された。しかも、なんと約1年前に強化されたばかりの車体構造は、“下山”でのさらなる走り込みの結果として、新たに前後に強化ブレースが追加されているのだ。最近のトヨタ/レクサスらしく、担当者が嬉々としてマニアな開発を続けている様子が、UXからも見て取れる。...

提供元:webCG

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