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【水沢・白嶺賞】ゴールデンヒーラーが完勝…山本聡「今日の走りは100点」


3月31日、水沢競馬場で行われた12R・白嶺賞(M3・4歳上・ダ1400m)は、山本聡哉騎乗の1番人気、ゴールデンヒーラー(牝6・岩手・佐藤祐司)が快勝した。2馬身差の2着にゲンパチプライド(牡5・岩手・畠山信一)、3着にドルズプライスレス(牡5・岩手・伊藤和忍)が入った。勝ちタイムは1:26.2(重)。

2番人気で岩本怜騎乗、アメージングラン(牡7・岩手・菅原勲)は、6着敗退。

1着 ゴールデンヒーラー
山本聡哉騎手
「逃げた馬から離れた位置でちょっとやりにくいといえばやりにくかったんですけども、自分のペースを崩さず、前を追いかけすぎないよう、前の馬は交わせると信じてじっとしていました。後ろの馬もどれが伸びてくるのが分からないですから気配を感じながら仕掛けましたね。逃げ馬を交わしたときには凄く良い脚で、でも最後の最後でちょっと止まるようなところがあるので気は抜けませんでした。この馬には2歳の頃からずっと乗せていただいていたのですがしばらく勝たせてあげる事ができず、ここでしっかり勝たせたいというのが自分の目標だったので、プレッシャーもありましたけど、勝てて凄く嬉しかったですね。ゴールデンヒーラーの今日の走りは100点です」

佐藤祐司師「強い競馬でした」

白嶺賞 口取り (C)岩手県競馬組合

佐藤祐司調教師
「強い競馬でしたね。厳しい展開だったと思いますし、ちょっとヒヤッとするところもありましたけども、勝負所からは強い競馬だなと思ってみていました。この馬を2歳時から手がけてきて、春に走るタイプ、ハードなトレーニングにも耐えてくれる馬だと。調整過程では大丈夫だなと感じていました。ひとつ年を取ったことで本来の競馬ができるかどうかは心配でしたけれど、終わってみればもの凄く強い競馬でした。昨年まではチャンピオンディスタンスというものにこだわってきたのですが、今年の2月に下河辺牧場さんに伺った際に今年いっぱいで繁殖に、というお話をいただきまして。無事に牧場に返す、それまでにひとつでも良い結果を残したい。だったら長い距離にこだわる事もないだろうというのが短距離に進む理由でもあります。水沢では1400mの重賞を、盛岡はスムーズに動けるので盛岡ならマイルまで。そんな路線で進むつもりです」

ゴールデンヒーラー 30戦13勝
(牝6・岩手・佐藤祐司)
父:タートルボウル
母:ミリオンハッピー
母父:アグネスタキオン
馬主:平賀敏男
生産者:下河辺牧場

【全着順】
1着 ゴールデンヒーラー
2着 ゲンパチプライド
3着 ドルズプライスレス
4着 トキノパイレーツ
5着 ケープライト
6着 アメージングラン
7着 ゼットセントラル
8着 シガーヲスウオトコ
9着 アルサトワ
10着 ケイアイサクソニー
11着 ツルマルハナコ
出走取消 フジラプンツェル

提供元:競馬のおはなし

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