カランコロンのゴロゴロゴロ
メルセデス・ベンツのコンパクトSUV「GLA」がマイナーチェンジ。変更点は決して多くないものの、オプションながら減衰力可変式サスペンションが設定されたのがトピックだ。2リッターディーゼルモデル「GLA200d 4MATIC」の仕上がりを試す。
うるさがるFさん
秋の夜長、朝の5時はまだ真っ暗である。ひんやりした空気のなか、新しいGLAに乗り込む。例によって紫色に近いブルーの細いLEDのアンビニエントライトが自動的に点灯して、室内にあやしいムードが醸し出される。♪タンタカタンタン・タンタンタン。ちょっとだけよ。あんたも好きねぇ。と思う人はライトの色を変えることもできるはずだけれど、カトちゃんが嫌いな子はいない。筆者も好きよ〜。タンタカタンタン・タンタンタン。ジェットエンジンのタービンを模したというエアコンの吹き出し口のシルバーに、その紫色が、よく覚えていないけれど、たぶん反射していたと思う。横長の液晶スクリーンはモダンで、未来派っぽい。最近のメルセデスに共通するインストゥルメントパネルである。
それから2リッターの直4ディーゼルターボを目覚めさせる。アイドリング音が多少大きいような気もするけれど、編集部のFさんが言うほど、ゴロゴロゴロゴロ、うるさいとは筆者は感じない。ただ、新しいGLA200d 4MATICの「AMGラインパッケージ」には、ダイレクトステアリング、アダプティブダンピングシステム付きサスペンション、スポーツシートにカーボン調インテリアトリム、20インチAMGアルミホイール、スポーツブレーキ等に加えて、スポーティーエンジンサウンドという項目がある。だから、Fさんの感覚のほうが正しい、ともいえる。いや、正しい。と断言することもできる……かもしれない。走行状況に応じたエンジンサウンドを演出する、というこのシステムの存在を感知しなかった筆者の聴覚は鈍感、ということになる。悲しい……。...