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誰でも、何歳からでもできる、仮説思考トレーニング


Photo: Adobe Stock
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頑張っているのに成果が出ない。どうすればいいのか、途方にくれる人も少なくないだろう。そんな人におすすめなのが、『1位思考──後発でも圧倒的速さで成長できるシンプルな習慣』。「週刊ダイヤモンド」「トップポイント」など数々の書評で絶賛。創業9年目で売上300億円にしたアンカー・ジャパンCEOの猿渡歩氏、初の著書だ。猿渡氏は「適度にサボると生産性は上がる」という。コンサル→ファンド→27歳アンカー・ジャパン入社→33歳アンカーグループ最年少役員→34歳アンカー・ジャパンCEOになった著者が、参入したほぼ全製品カテゴリーでオンラインシェア1位になった秘密は、シンプルな6つの習慣にあった。本書の一部を抜粋しながら急成長の秘密を明らかにしていこう。

身近でできる仮説思考トレーニング

仮説思考はトレーニングを積めば誰でもできるようになる。

将棋でよさそうな打ち手が3つ思い浮かぶのは、日頃からトレーニングしているからだ。

私のお薦めは、まず仮の答えを考えること。

どんどん仮説を立て、間違っていたら別の仮説を立てる。

これを繰り返す。

日本の学校教育では「課題を与えられてから解く」場面が多いので、仮説思考が身につきにくい。

テストの問題自体を疑う必要はなく、常に正しい前提だからである。

一方、仕事では自分で問題をつくるトレーニングが必要だ。

「なぜ?」と問う習慣

次に、身のまわりで何か問題が起きたら、「それはなぜか?」と原因を考えてみる。

「筋トレが流行っている」と聞いたら、「なぜ筋トレが流行っているのか」と考えてみる。

「健康志向が高まっているから」という仮説を考えたら、さらに「なぜ健康志向が高まっているのか」と、なぜを繰り返しながら深掘りしていく。

「人気マンガ『鬼滅の刃』はなぜ流行ったか」と考えたこともある。

鬼になった妹を人間に戻すために戦うという一貫した軸、非常に明快なキャラと人間関係、子どもでもわかる喜怒哀楽の描写など、誰でもわかるシンプルさが流行した要因の一つかもしれない。

もちろんシンプルなストーリーをつくれば何でも売れるというほど単純ではないので、空前の大ヒットの理由は複合的だろう。

『週刊少年ジャンプ』の鉄板である「友情・努力・勝利」の要素もあるし、テレビでのアニメ放送と同時期にNETFLIXなどのVOD配信もあったこと、加えてその作画の質も非常に高かったこと、「◯○の呼吸」という子どもがマネしやすい必殺技があったこと、多くの企業コラボが早期に実施されたことなど、複数の要素が有機的に連動していた。

応接室はなぜあるのか?

日常で当たり前に感じていることに対し、「なぜ?」と問うのもいい。

たとえば「応接室はなぜあるのか?」。

ソファーはふかふかすぎて姿勢が悪くなるし、テーブルは低すぎてパソコンが打ちにくく、会議室に勝るところが思いつかない。

挨拶だけで会うのは時間のムダだし、雰囲気より業務効率のほうが大切なはずだ。

かつては必要だった部屋かもしれないが、現代ではいらないのでは? と考えてみる。

これらの例で示した仮説が正しいかはわからないし、いろいろな意見もあるだろう。

ただこうやって、日常起きていることや感じていることをベースに、仮説を組み立てるのもトレーニングになる。

第1章で述べた「全体最適の習慣」も仮説思考の強化に役立つ。

営業担当が「製造だったらどう考えるか」という問いを持ったり、一般スタッフでも「部長や課長だったらどう考えるか」という問いを持ったりすることで、これまでとは違った仮説を立てることができる。

(本稿は『1位思考』の一部を抜粋・編集したものです)

提供元:ダイヤモンド・オンライン

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