技術で理想を現実に
メルセデス・ベンツの電気自動車(EV)ラインナップに、ラージサイズの3列シートSUV「EQS SUV」が登場。全長5mを超える電気仕掛けの巨人は、都会に映える存在感やEVならではの走りに加え、最先端のハイテクにも感心させられる一台となっていた。
ウケること間違いなし
「メルセデスEQ」としてくくられるメルセデス・ベンツのEVラインナップに新たに加わったのが、ラグジュアリーSUVのEQS SUVだ。気がつけば“A”から“S”までラインナップを充実させているメルセデスEQにおいて、このEQS SUVはその名前が示すように、ラグジュアリーEVセダン「EQS」のSUV版という位置づけ。EQSゆずりの豪華なつくりに、大人7人が乗れる広い室内、そして流行のSUVスタイルを身にまとうだけに、人気モデルになること必至の一台である。
EQS SUVは、EQSやその弟分の「EQE」同様、EV専用プラットフォーム「EVA2」をベースにデザインされている。ホイールベースはEQSと同じ3210mmで、フロア部分に容量107.8kWhの駆動用リチウムイオンバッテリーを積むのもEQSと同じである。日本で販売されるのは、「EQS450 4MATIC SUV」と「EQS580 4MATIC SUVスポーツ」の2グレードで、どちらも前後1基ずつの永久磁石同期モーターにより4WDを実現。航続距離は、最高出力360PSのEQS450 4MATIC SUVが593kmであるのに対して、同544PSのEQS580 4MATIC SUVスポーツが589kmと、その差はわずか4km。パワーの違いから想像するよりはるかに航続距離に差がつかないのが、EVらしいところである。
そんな2台のなかから、今回は出力が控えめなEQS450 4MATIC SUVで街なかを中心にドライブし、その仕上がりをチェックしてみる。...