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モータリストVMS6(4MT)【レビュー】


eバイクにも走る喜びを!

世界中から魅力的なバイクを取り寄せているモータリスト合同会社が、独自ブランドの電動バイク「モータリストVMS6」をリリース。その特徴は、4段セミATの採用にあった! バイクならではの操る喜びを追求した意欲作を、箱根のワインディングロードで試した。

限られたパワーを賢く引き出す

バイクの輸入販売を手がけるモータリスト合同会社が、自社ブランドでリリースした電動バイク、モータリストVMS6で、国道1号線を箱根峠に向かって駆け上がる。車重115kgに最高出力6kWの電気モーターだから、ほぼ“ピンクナンバー”どおりの動力性能。絶対的な速さは控えめなので、カーブが続く上り坂がなんだか惜しい気もするが、一方でいかにも新しい乗り物にまたがっている高揚感がある。俊敏なスロットルレスポンスを生かして限られたパワーを最大限引き出そうとしながら、「やったるで!」と心のなかでリキむのがなんだかおかしい。

ふとバッテリー残量が気になってメーターに目をやると、試乗開始時からほとんど減っていない。「大したもんだ」とうれしくなって“曲がり”をいくつかこなしたところ、視界の隅でメーターがパタパタと点滅したかと思ったら、パワーの供給が途絶えた。スロットルをひねっても、道端に寄せてスターターキーを回してもウンともスンとも言わない。「このキッパリしたところがエレクトリックだね!」なんて感心していても仕方ないので、30mほど先の駐車場まで電欠したバイクを押していった。

……モータリストVMS6は、「ギアチェンジできる電動バイクを世に出したい」という同社代表の意を受けて開発されたモデルである。わが国の四輪市場ではMTはほぼATに駆逐されてしまったが、趣味性が強い二輪の世界では、まだまだマニュアルが主流。ギアを自ら選択操作してパワーをダイレクトに感じ、マシンを意のままに操るまたは操っている気になるのは、モーターサイクルに乗る醍醐味(だいごみ)のひとつだ。“ギア付き”eバイクの試みにはもろ手を挙げての賛成しかない。...

提供元:webCG

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