その名に恥じぬ身のこなし
2022年に「クロスオーバー」で華々しいデビューを飾った16代目「トヨタ・クラウン」。その第2弾が「スポーツ」である。細かなスペックなども判然としない状況ながら、ひと足早くプロトタイプモデルの仕上がりを試した。
スニークプレビューの合間に
驚きの変身とともに2022年秋にデビューしたクラウン クロスオーバー。その販売はまずまず好調のようで、例えばこの1〜3月をみても月販は3200台の目標を2割以上も上回る、4000台超のペースで推移している。この自販連の発表値には警察車両等も含まれるかもしれないが、低く見積もっても想定以上の成果といえるだろう。
このクロスオーバー発表時にアナウンスされたとおり、現世代のクラウンには4つのバリエーションが用意される。そのひとつとなるスポーツが、第2のクラウンとして2023年秋にリリースされる予定だ。今回はそのデビューに先駆けて行われたトヨタパスポート・エクスプレス会員向けのスニークプレビューの合間をお借りして、短時間ながら試乗も交えた実車確認の機会をいただいた。
個体は正式投入の約半年前ということもあってすべてプロトタイプの段階。パネルの建て付けや塗装、内装部品などにはまだ一部アラがある状態だ。そんなタイミングゆえ詳細はほとんど明かされず、ハイブリッド車(HEV)とプラグインハイブリッド車(PHEV)があるということ以上のパワートレインのディテールも公表されていない。確定情報ではなく現地でのエンジニアとの対話を基にした筆者の臆測も多く入っていることをお断りしておきたい。...