「自分の考えていることが、うまく人に伝えられない」「人とコミュニケーションをとることに、苦手意識がある」と悩む方は多くいます。しかし、その悩みこそ「相手とよい関係を築き、人を動かす」ための第1歩に変えられるのです。『超完璧な伝え方』の著者、4代目バチェラー・黄皓氏による「誰とでもスマートに人間関係を築く」ための簡単なテクニックを紹介します。
声が与える印象は大きい
視覚情報はコントロールできます。
服装、髪型、メイクを変えるだけで、相手に与える印象も変えられるのです。
場合によっては、整形もできるでしょう。
もちろん、見た目については多くの方がすでに意識をしていると思います。
しかし、声については「これが当たり前の自分の声」だと思ってコントロールを意識していない人が多いのです。
それは、とてももったいないと思います。「声」が相手に与える影響は絶大です。
7つあるコミュニケーションの幅のなかで、私が一番大事にしているのも「声の幅」です。
まずはぜひ、「声はコントロールできる」と意識してください。
相手の無意識の「当たり前」に合わせる
聴覚情報にも相手の好みが存在します。
人は自分の好みのペースで話すものです。
そのため、早口の相手に対しては自分も早く喋り、ゆっくり喋る相手には自分もゆっくり喋るのが基本です。
相手のペースに合わせて喋らないと、イライラが発生してしまいます。
多くの人は無意識に「自分のペースが当たり前」と思っているからです。
その「当たり前」から少しでも離れてしまうと、ストレスを感じてしまいます。
だからこそ、相手の「当たり前」のなかに飛び込んであげましょう。
同じリズムで会話ができると、コミュニケーションにも齟齬が生まれにくくなります。
小さな子どもに話しかけるときをイメージしてみてください。
子どもと話すときに、仕事のときと同じスピードで話しかけても通じるはずがありません。
当然、相手に合わせて喋るときのペースやトーンは変えるべきです。
しかしなぜか、相手が大人になると「自分の話すペースは相手にも通じる」とほとんどの人が思い込んでしまいます。
相手への思いやりを持ち、声の大きさやトーンを相手に合わせて調整するのが大切です。
(黄皓著『超完璧な伝え方』から一部を抜粋・改変したものです)