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スズキVストローム800DE(6MT)【レビュー】


スズキの本気を見よ

注目の新型アドベンチャーバイク「スズキVストローム800DE」に、イタリア・サルデーニャで試乗。盛り上がりを見せるセグメントの“ど真ん中”にスズキが投じた一台は、市街地でストレスなく、峠道やオフロードでは爽快に楽しめる、まさに万能マシンに仕上がっていた。

盛り上がりを見せるミドルクラスの“冒険マシン”

2000年代の中盤以降、今日に至るまでバイク界で高い人気を保っているアドベンチャーセグメント。大排気量のプレミアムクラスにそのモデルを据えるメーカーも多く、まさに“ドル箱”である。と同時に、ここ数年は排気量650〜1000ccのミドルクラスにも注目が集まっており、車種によっては上級モデルより100万円も安い価格設定や、燃料満タンで230sほどにおさめた車重によって、手ごろ感を出している。

もちろん、装備ではプレミアムクラスから引かれるものもあるが、現状、このクラスを彩るキーワードは豪華さではなくスポーティーさだ。長距離の移動や未舗装路もルートに入れられる“冒険性”に加え、多くのモデルが「ダカールラリー」を起源に持つことから、そのヘリテージを取り入れたスポーティーなキャラクターづくりが、このクラスの特徴になりつつある。

ヤマハの「テネレ700」、ドゥカティの「デザートX」、KTMの「890アドベンチャーR」などはその傾向が強く、特にヤマハは、ダカールラリー(今は中東で開催される)のファクトリーチームを引っ込めてまで、モナコからダカールまでを走る往年の“ダカールルート”に近いアドベンチャーラリー「アフリカエコレース」に、テネレを擁したオフィシャルチームを出しているほどだ。

このほどスズキがリリースしたVストローム800DEも、まさにそのゾーンに差し込まれた一台である。スタイルアイコンに選んだのは、かつてのダカールマシン「スズキDR-Z」。ノーズ(というよりクチバシ)付きスタイルの元祖で、マニアには“怪鳥”の異名で知られている。...

提供元:webCG

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