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トヨタ・プリウスZ(FF)/プリウスZ(4WD)/プリウスPHEVプロトタイプ(FF)【試乗記】


名・門・復・活

トヨタのエコなイメージの看板を背負ってきた「プリウス」が、5代目でガラリとイメージチェンジ。歴代モデルで執念のように切り詰めてきた燃費に代わって追求したのは、「速さ」と「カッコよさ」だ。ハイブリッドの市販車とプラグインハイブリッドのプロトタイプを試す。

圧倒的に速い

新型プリウスの試乗会は、千葉県の袖ヶ浦で行われた。走りを試すワインディングロードが近くにないこの場所が選ばれたのには理由がある。すでに発売されているHEVの公道試乗に合わせ、袖ヶ浦フォレストレースウェイでPHEVが披露されたのだ。

5代目プリウスには、3種類のパワートレインが用意されている。HEVは先代と同じ1.8リッターを受け継ぎながら、2リッターエンジンを用いたシステムが加わった。PHEVは2リッターエンジンと大容量のバッテリーを組み合わせている。1.8リッターHEVは「X」と「U」というグレードで、Xは実質的なビジネス専用車、Uはトヨタのサブスクリプションサービス「KINTO」専用モデルである。2リッターHEVには装備の異なる「G」と「Z」があり、それぞれFFと四駆のE-Fourが選べる。

最初に乗ったのは、PHEVモデル。わずか3周の試乗だが、仕上がりの素晴らしさははっきりと分かった。最初の一周は「EV」モードで走る。当然ながら静粛性は抜群で、発進と加速の滑らかさはとてつもないレベルだ。音もなくスムーズに加速していき、指定された制限速度の80km/hをうっかり超えてしまいそうになった。スピードが出ていることに気づかない。

2周目に「HV」モードに切り替えても、事情はあまり変わらなかった。バッテリー残量は十分だったので、モーター走行が続く。アクセルを踏み込んでエンジンがかかっても、音はほとんど気にならない。路面がいいことは割り引かなければならないが、しっとりとした乗り心地は高級車の趣である。悠然と走るだけではなく、コーナーではスポーツカー然とした機敏な動きを見せる。少々オーバースピードでも姿勢を乱すことはなく、思いどおりのコースをトレースしていく。...

提供元:webCG

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