帰ってきたビュンビュン系
いよいよ日本に導入された「フォルクスワーゲン・ポロGTI」のマイナーチェンジモデル。小柄なボディーに高出力の2リッター直4ターボエンジンを搭載したパワフルなコンパクトカーは、従来型からいかなる進化を遂げたのか? 実際に乗って確かめた。
内外装の変更点はベースグレードに準拠
「up!(アップ)」なきいま、日本では一番小さなフォルクスワーゲンであるポロ。そのマイナーチェンジモデルが2022年6月に導入されたわけだが、これを追いかけるかたちでスポーツモデルである「GTI」も“マイチェン版”が日本上陸を果たした。
その変更点は、まず内外装のアップデートだ。フロントまわりはヘッドランプがLEDマトリクスタイプの「IQ.LIGHT」となり、GTIのアイデンティティーとなる赤いラインも、波打つタイプからスッキリとしたストレートに。合わせてデイライトもストレート基調となって、“目尻”の部分がダブルラインとなった。新型バンパーは、ロアグリルに「ゴルフGTI」の弟分であることを主張するアグレッシブなU字型のガイドが入り、左右のハニカムパターンの中にフォグランプが埋め込まれた。
対してリアまわりはベースグレードのデザインに則しており、コンビランプが新意匠に。このグレード特有の変化としては、GTIのロゴがリアハッチ脇からフォルクスワーゲンマークの直下に移設された。ポロのエンブレムは、相変わらず付けられていない。
インテリアのデザインは、ステアリングホイールを除くと前期モデルから大きな変更はない。ダッシュパネルとセンターコンソールには赤の強烈な差し色が入り(外装色がレッドの場合のみグレーとなる)、それに合わせてシフトノブのトップとステアリングスポーク、そしてレザーハンドルのステッチが赤く彩られている。タータンチェック柄のシートはかわいらしくて好みだが、ダッシュパネルは相変わらずやり過ぎだ。だがマイチェンで変わっていないということは、そこに不満が出なかったということなのだろう。...