これぞ軽の本領
軽ハイトワゴンの元祖「スズキ・ワゴンR」に新グレード「カスタムZ」が追加された。「え、ワゴンRにカスタムってなかったの?」という印象だが、ともあれ現行型デビューから5年目で加わった新顔である。自然吸気エンジン搭載の「ハイブリッドZX」を試す。
市場の主役はスライドドア車
現在、販売の主流となる軽乗用車の車型は大きく3つに分けられる。1つは「アルト」や「ミラ イース」に代表されるハッチバックなのになぜか「セダン」。1つは「N-BOX」や「タント」に代表される「スーパーハイトワゴン」。そしてもう1つがワゴンRや「ムーヴ」に代表される「ハイトワゴン」だ。
スーパーハイトワゴンとハイトワゴンのカテゴライズや呼称は種々さまざまで、トールワゴンという言葉もよく使われるが、双方の最大の違いは後席ドアがスライド式か否かということだ。そして今、市場の主役はスライドドアのスーパーハイトワゴンということになる。
取引が活発になる9月の販売台数ではN-BOXとタント、それに「スペーシア」でトップ3を独占。次いでワゴンRとムーヴが追従しているが、ここにはスライドドア付きハイトワゴンともいえる「ワゴンRスマイル」と「ムーヴ キャンバス」の票が乗っかっていることは想像に難くない。意地悪な言い方をすれば、鮮度抜群なそれらの援護射撃なくして、ヒンジドアのハイトワゴンは立ち行かないところにきているともいえる。...