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BMW X5 xDrive40d Mスポーツ(4WD/8AT)【試乗記】


パイオニアの底力

BMWの基幹SUV「X5」のなかから、最高出力340PSの3リッター直6ディーゼルを搭載した「xDrive40d」に試乗。4世代・22年にわたり歴史を重ねてきた“走りのSUV”の開祖は、今どんなクルマとなっているのか? マーケットを切り開いた先駆者の実力に触れた。

実はお得(?)な「40d」の中身

BMW X5に、この2022年2月に追加された最新バリエーションがxDrive40d(以下、40d)だ(参照)。車名から想像されるように、既存の「xDrive35d(以下、35d)」より高性能化された3リッター直列6気筒ディーゼルエンジンが最大の特徴である。

可変ジオメトリーターボの採用などで獲得した40dの最高出力は340PS/4400rpm、最大トルクが700N・m/1750-2250rpm。35d(286PS/4000rpm、650N・m/1500-2500rpm)と比較すると、わずかに高い回転数で54PS、50N・mの上乗せとなっている。そして35dと同じく、そこに11PS、53N・mの48Vマイルドハイブリッド機構を組み合わせている。

35dがスタンダードと「Mスポーツ」という2種類のグレードを用意しているのに対して、40dは上級のMスポーツのみ。1199万円という40dの本体価格は、同じMスポーツ同士で比較すると35dより100万円高い(2022年11月末現在)。

両グレードの差は、エンジン以外もけっこう大きい。たとえば現状のラインナップでサードシートが手に入るX5は40dだけで、35dには用意されない。さらには「アダプティブMエアサスペンション」「ハーマンカードン・サラウンドサウンドシステム」「4ゾーンオートエアコン」「ソフトクローズドア」「プロテクションガラス」「Mエキゾーストシステム」、さらにはフロントシートのベンチレーションやマッサージ機能、保冷/保温機能付きのカップホルダー、リアシート電動可倒機構……などは35dにはなく(大半はオプションで選択可能だが)、やはり40dでは標準装備となる。

35dとの100万円という差額そのものは小さいものではないが、こうして装備内容やエンジン性能を考えると、総合的には40dのほうが割安な感じがしなくもない。...

提供元:webCG

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