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2022ワークスチューニンググループ合同試乗会(後編:NISMO/STI編)【試乗記】


楽しみ方は十人十色

メーカー直系の4つのワークスチューナーが、一堂に会して合同試乗会を開催。試乗車のなかから、NISMOの用品を装着した「日産フェアレディZ」と「エクストレイル」、STIのフレキシブルパーツを装着した「スバル・フォレスターSTI Sport」の走りを報告する。

やっぱりスポーツカーがいないと!

2022年のワークスチューニング試乗会で目玉となるのは、間違いなくNISMOが持ち込んだ新型フェアレディZだろう。昨今の状況からか、このチューニング界隈(かいわい)でも大排気量・高出力の国産スポーツカーは鳴りを潜め、どちらかといえば乗用車の乗り味を快適かつ、見た目を個性的に演出するライトチューンがここ数年のトレンドだった。それだけに、会場にZの姿を見たときは、筆者も「ようやく王道が帰ってきたか!」という印象を抱いた。

とはいえ、今回NISMOが持ち込んだフェアレディZは、ごくごくライトチューンの仕様である。その内容を紹介すると、エンジンに関してはこの12月に発売予定のコンピューターチューン「スポーツリセッティングTYPE-2」で仕様変更を行い、スポーツマフラーでサウンドを演出。サスペンションはまだノーマルのままだったが、ブレーキには環境規制を配慮したカッパー(銅)フリーなストリート向けのパッドを装着し、そのアウターには現在開発中の鍛造1ピースアルミホイール「LM GT4」を履かせていた。

ということで、早速コースインしてその走りを確認してみたわけだが、これがひとこと、「Oh,モーレツ♪」だった。

ご存じのとおり、新型フェアレディZのエンジンは「スカイライン400R」にも搭載される3リッターV6ツインターボ「VR30DDTT」である。よってスポーツリセッティングTYPE-2の出力特性も、400Rに施した内容と基本的には同じ方法論が採られている。具体的には低・中速でトルクが若干落ち込む領域のブースト圧を補い、発進時やちょっとした加速時におけるスムーズな出足を実現。さらに高速領域では点火時期を変更している。最高出力は405PS/6400rpm、最大トルクは475N・m/1600-5600rpmとノーマルから変わりはないが、全域でフラットなトルク特性と伸びやかな加速感が得られているから、これを試してほしい、とのことだった。

しかし筆者は、最初はその違いが明確にはわからなかった。...

提供元:webCG

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