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ホンダCRF250ラリー<s>(6MT)【レビュー】


毎日が冒険

ラリーマシンをほうふつとさせる、ホンダの250cc級アドベンチャーモデル「CRF250ラリー」がフルモデルチェンジ。車体もエンジンも新しくなった新型は、普段使いでも「ホンダの本気」を感じられる一台に仕上がっていた。

オンもオフも高速道路も得意

アドベンチャーモデルの人気は現在も衰えることがない。250ccクラスにも各メーカーが魅力的なモデルを投入している。オンロードでの使い勝手を重視したデュアルパーパス的な位置づけのマシンも多いが、ここで紹介するホンダCRF250ラリーは、本格的なオフロード走行もこなすことができるモデル。昨2020年の12月に車体まわりを一新。エンジンにも大幅に手が入って完成度を飛躍的に高めている。

エンジンを始動してすぐに感じたのは、空吹かしした時のレスポンスが非常に鋭いこと。これは激しい性格なのかと思ったが、走りだしてみると神経質さは皆無。非常に扱いやすい。エンジンの特性はフラットで、低回転でも十分なトルクがある。しかも回転が上がるにつれて力強くなり、レブリミットの1万0500rpmまでストレスなく回る。

250ccクラスには単気筒、2気筒、4気筒のマシンがあって、それぞれキャラクターが異なる。単気筒エンジンは低中速で力強い代わりに、高回転域でのスムーズさは多気筒エンジンに譲る。CRF250ラリーはどうかといえば、バランサーを内蔵していることもあって振動は6000rpmまでほとんど感じない。7000rpmくらいからシートを中心にわずかな振動が出て、レブリミットに近づくにつれ若干それが大きくなっていく。それでも単気筒エンジンとしてはかなり振動は抑えられていて、回し気味にして走っても疲れることはない。

特にパワーがあるとか、回して面白いエンジンというわけではないのだが、非常に完成されている。オン、オフ、高速道路、どんなシチュエーションでも扱いやすく、ライダーに負担をかけないのがこのエンジンの最大の長所だ。

今回の試乗では、高速道路でクルマの流れをリードするくらいにペースを上げて走ってみたが、動力性能は十分。法定速度のレベルなら振動はほとんど感じないし、大きなスクリーンのおかげで体に当たる風も防がれる。250ccのオフロードモデルとは思えないほどに直進安定感も高い。ロングツーリングではとても頼もしい性格だ。

ただ、長時間の高速走行ではお尻が痛くなってしまった。ライダーにもよるが、この点が気になるようであれば、カスタムパーツの中から体にあったシートなどを探すといいだろう。...

提供元:webCG

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