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流行りモノ調査隊 ♯106 『スイーツ男子』
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流行りモノ調査隊でも過去に『
弁当男子
』『
草食男子(婚活)
』などの新種の“男子”を取り上げてきたが、またまた新種が発見された。その名も『スイーツ男子』だ。ひと昔前まではスイーツは女性のものというイメージだったが、近年はその意識も変わりつつあるよう。『スイーツ男子』たちはひとりで普通に洋菓子店に足を運ぶとか!?いったいこの現象はなんなのか?早速調査してみた。
スイーツ男子が大集合!?『男子スイーツ部』を直撃!!(前編)
スイーツ男子が大集合!?『男子スイーツ部』を直撃!!(後編)
『男子スイーツ部』おすすめスイーツ
『スイーツ男子』は文字通りスイーツ好きの男性のことで、近頃巷でよく耳にするようになった。でもなぜ最近話題になっているのだろうか?それを探るべく『男子スイーツ部』を訪ねた。
『男子スイーツ部』とは、小学館発行のトレンド情報誌『DIME』とニフティが運営するスイーツ専門サイト『スイーツ部』がコラボレーションして設立された「スイーツが大好きな男性が集まる部活動」だ。半年ほど前から活動を開始、部員が早くも1,000人を突破しているという人気ぶりだ。不定期でオフ会や試食会が開催され、毎回参加募集に応募が殺到するという。それらの模様は『DIME』誌面とニフティの『男子スイーツ部』に掲載されている。
今回、調査隊の取材に対応してくれたのはDIMEの担当者吉尾さんとニフティの担当者関根さん。スイーツ男子の生態についてなどを伺った。
『DIME』担当者の吉尾さん
ニフティ『男子スイーツ部』担当者の関根さん
――まずは、『男子スイーツ部』創部のきっかけについて教えてください。
吉尾
『DIME』のアンケートなどで「スイーツ特集を組んで欲しい」という読者さんからの要望が多かったので、何かそれを形にできないかなと常々考えていました。そんな折、ニフティさんの『スイーツ部』と一緒に何かやりましょうという話になりまして、コラボレーションして『男子スイーツ部』をはじめました。
関根
ニフティの『スイーツ部』は、実際にページのデザインを見ていただくと分かるのですが、主なターゲットを女性に想定しています。しかし、実際口コミの投稿などを見てみると男性の投稿が結構多かったんです。『スイーツ部』としてもそのニーズにこたえるコンテンツがほしいと思っていました。
――最近『スイーツ男子』が話題になっていますが、理由はなんだと思いますか?
吉尾
最近急にスイーツ好きな男性が増えたような印象を持っている方も多いかもしれませんが、そうではないと思っています。スイーツ好きな男性は昔から潜在的にいて、それが顕在化してきたということだと考えています。しかし、以前は「お菓子やスイーツは女性のもの」というような風潮があったので、カミングアウトできない男性が多かったのではないでしょうか。それが、今はスイーツもかなり一般化しましたし、市場が成熟してきたことでカミングアウトできる風潮が整ってきたということでしょう。
また、最近の若い男性は「スイーツ好き」ということを公言するのが恥ずかしいなんて意識はまったく持っていなくて、趣味嗜好のひとつとして自然にスイーツを受け入れています。そういった社会的な環境も関係しているかもしれませんね。
――『男子スイーツ部』の部員にはどんな方が多いのですか?
関根
年齢は10代から60代までと幅広く、職業も様々です。まあ普通の会社員の方が多いのですが、プロのパティシエの方なんかもいますよ。
吉尾
プロではないにせよ、お菓子教室に通っている人などもいます。見た目はキレイな感じの人が多くて、王子様系というかエレガントな感じの人が多いですね。
あと、朝ごはんとしてスイーツを食べる人も多いみたいですよ(笑)
後半に続く>>
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