2025年 ブレイク俳優ランキング（男性編）

　映画『国宝』をはじめ、多くのドラマ、映画が話題となり、エンタメシーンを盛り上げた2025年。オリコンニュースでは、この時期恒例の『2025年 ブレイク俳優ランキング（男性編）』を調査。この結果、俳優で5人組ダンスボーカルグループ・M!LKの【佐野勇斗】が、見事1位を獲得した。

『トリリオンゲーム』『ひとりでしにたい』『ESCAPE』に出演　活躍の場増やし1位に

　上半期の同ランキングで4位だった佐野が、2025年の年間ランキングで1位を獲得。俳優として、今年は2月に公開された劇場版『トリリオンゲーム』では、主演のSnow Manの目黒蓮とバディを組み好演を見せたほか、劇場版『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜南海ミッション』、ドラマ『ひとりでしにたい』（NHK）、『ちはやふるーめぐりー』（日本テレビ系）など話題作に出演。また、10月期には、『ESCAPE それは誘拐のはずだった』（日本テレビ系）で桜田ひよりとW主演を務め、大きな話題となった。

　そんな佐野には「もともと演技力がすごくて引き込まれていましたが、ドラマ『ESCAPE それは誘拐のはずだった』で初めてのGP帯主演をつとめてかっこよかったです！他にも『ひとりでしにたい』の役もハマっていてすてきでした。俳優としてもアイドルとしても文句なしに大活躍でした！」（大分県／20代／女性）、「『ひとりでしにたい』の役で初めて認知したが、役のなりきり度がとても高くて、アイドルながら着実に実力を付けていて、これからももっと活躍すると思う」（埼玉県／20代／女性）と、その存在感を称賛する声が。

　また、これ以外にも5人組ダンスボーカルグループ・M!LKのメンバーとして活躍。3月にリリースしたアルバム『M!X』収録曲の「イイじゃん」が大ヒットし、「第67回日本レコード大賞」優秀作品賞、「2025 T＆D保険グループ新語・流行語大賞」ノミネート語30（「ビジュイイじゃん」として）に選出。「今年出た『イイじゃん』がはやったり、『ラヴィット！』では（グループでの）シーズンレギュラーに選ばれたりと、活躍の場が増えてきた印象があります」（滋賀県／40代／男性）という声があがるなど、まさに大活躍の1年となった。

バンドのフロントマンにして映画主演＆朝ドラ出演　大森元貴のマルチな才能に驚きの声

　1位の佐野と僅差で2位にランクインしたのが、3人組ロックバンド・Mrs. GREEN APPLEのボーカル＆ギターの【大森元貴】。

　Mrs. GREEN APPLEのフロントマンで、同バンドの全楽曲制作のほか、作品のアートワークやミュージックビデオのアイデアなども担当するなどマルチな才能を発揮。一方で、今年は、俳優としては4月に公開された映画『#真相をお話しします』で菊池風磨（timelesz）と初のW主演。大ヒットを記録した同作で、謎の男・鈴木を好演。「『真相をお話します』の宣伝映像を見た瞬間、『何？この人、歌手だよね…？』とびっくりするくらいの演技に迫力がありすぎました。多才な方なんですね。　歌手としてもすごいと思うのに。すごすぎます」（北海道／50代／女性）と驚きの声が上がった。

　また、NHK連続テレビ小説『あんぱん』では、作曲家・いせたくや役を好演。俳優としての役の振り幅も注目された。朝ドラ出演についても、「歌手として活躍されているのはもちろん知っているけれど、俳優として朝ドラに出演されていたのを見てビックリした」（大阪府／30代／男性）、「『あんぱん』での役者業も含め、まだまだこれから多方面に飛躍し続けると思ったから」（福岡県／40代／男性）などの声が上がっており、2026年も俳優としての活動も期待されている。

「タイプロ」きっかけに大きく飛躍　timeleszから寺西、原の2人がTOP10入り

　5位、10位には、昨春から今年2月にかけて行われた「timelesz project -AUDITION-」（通称タイプロ）で見事合格し、timeleszに加入した【寺西拓人】、【原嘉孝】がランクイン。ジュニア時代からさまざまな作品に出演するなど、演技には定評があった2人だが、「タイプロ」をきっかけに大きく飛躍。

　寺西は、ドラマ『離婚弁護士 スパイダー シーズン2 〜偽りと裏切り編〜』（日本テレビ系）、『キャスター』（TBS系）での好演に加え、12月5日公開の映画『天文館探偵物語』では主演を務めた。そんな寺西には、「タイプロを経て有名になられましたが、今まで培ってきた俳優部としての実力を常に感じさせる活躍をされているので」（東京都／30代／女性）といった声があがった。

　また、原は舞台を中心に、映画『劇場版 トリリオンゲーム』『#真相をお話しします』などで存在感を放った。「（timeleszとして）デビューし、知名度と舞台上がりの実力の両方を世にしらしめたから」（京都府／20代／女性）と、その実力を高く評価する声が寄せられた。

　今年も多くのブレイク俳優が、映画、ドラマを彩ってきたが、2026年はいったいどんな新星が現れるのか。来年も期待したい。

2025年 ブレイク俳優ランキング（男性編）総合TOP10

佐野勇斗（M!LK）

• 「もともと演技力がすごくて引き込まれていましたが、ドラマ『ESCAPE それは誘拐のはずだった』で初めてのGP帯主演をつとめてかっこよかったです！他にも『ひとりでしにたい』の役もハマっていてすてきでした。俳優としてもアイドルとしても文句なしに大活躍でした！」（大分県／20代／女性）
• 「『ひとりでしにたい』の役で初めて認知したが、役のなりきり度がとても高くて、アイドルながら着実に実力を付けていて、これからももっと活躍すると思う」（埼玉県／20代／女性）
• 「今年出た『イイじゃん』がはやったり、『ラヴィット！』では（グループでの）シーズンレギュラーに選ばれたりと、活躍の場が増えてきた印象があります」（滋賀県／40代／男性）

1

大森元貴（Mrs. GREEN APPLE）

• 「『真相をお話します』の宣伝映像を見た瞬間、『何？この人、歌手だよね…？』とびっくりするくらいの演技に迫力がありすぎました。多才な方なんですね。　歌手としてもすごいと思うのに。すごすぎます」（北海道／50代／女性）
• 「歌手として活躍されているのはもちろん知っているけれど、俳優として朝ドラに出演されていたのを見てビックリした」（大阪府／30代／男性）
• 「『あんぱん』での役者業も含め、まだまだこれから多方面に飛躍し続けると思ったから」（福岡県／40代／男性）

2

板垣李光人

• 「ドラマでは朝ドラ『ばけばけ』、テレ朝ドラマ『しあわせな結婚』、映画では『ババンババンバンバンパイア』『ミーツ・ザ・ワールド』などたくさんの作品に出ていたから」（愛知県／10代／女性）
• 「ドラマ『秘密〜THE TOP SECRET〜』『しあわせな結婚』の演技が印象的で、それ以外にも広告などさまざまな場面で見かけた」（北海道／30代／女性）
• 「今『ばけばけ』に出演中で毎日見てるから。さわやかなルックスが良い」（静岡県／50代／男性）

3

本田響矢

• 「ドラマ『波うららかに、めおと日和』で初めて彼を知ったのだが、ハマり役で演技が上手だった。スタイルも顔も良くて光っていた」（神奈川県／50代／女性）
• 「『めおと日和』の好演が際立っていた。『王様のブランチ』のレギュラーになったのも良かった」（宮城県／30代／女性）
• 「清潔感と存在感がすごい俳優さんだと思ったから」（東京都／50代／女性）

4

寺西拓人（timelesz）

• 「舞台・ミュージカル、主演ドラマに主演映画…timeleszになる前から頂いているお仕事が一気に解禁されてすごく忙しそう。着実に彼のこれまでの努力が実って、才能が開花されている感じがします」（埼玉県／20代／女性）
• 「インスタのフォロワー数の急増、舞台公演数、と数字をとにかく取ってくる俳優だと思います。やっと世間に気付かれた、という意味で今年ブレイクに相応しいと思います」（千葉県／20代／女性）
• 「タイプロを経て有名になられましたが、今まで培ってきた俳優部としての実力を常に感じさせる活躍をされているので」（東京都／30代／女性）

5

ぐんぴぃ（春とヒコーキ）

• 「映画主演、ドラマも出て、YouTubeも今年の動画だけで100万回再生をいくつも出している。主演映画ではドイツの映画祭にもゲストとして出演し、本業が俳優でない人の中ではトップクラスだと思う」（佐賀県／10代／男性）
• 「『放送局占拠』では、一見頼りなさそうだが職務を忠実に遂行し信頼できる分析官を好演。一人変わったキャラを入れたい、となった時に非常に重宝されそうな存在感がある」（秋田県／40代／男性）
• 「ドラマにもたくさん出演するようになり、若者のアイドル的な存在になったと思うから」（埼玉県／10代／女性）

6

佐野晶哉（A ぇ! group ）

• 「舞台映画ドラマの各方面で見てる人を惹きつける演技をしていたと思います。また、PR番組での面白さもダントツで爪痕を残していたと思います」（千葉県／30代／女性）
• 「もともと雰囲気のある芝居をすると思っていたが、連ドラであんなにしっかりお芝居が出来る人とは思わなかった。今後が楽しみになった」（兵庫県／50代／女性）
• 「ドラマや映画、声優にと頑張ってるから」（大阪府／20代／男性）

7

水上恒司

• 「リスタートを経て映画、ドラマと立て続けに主演するこの露出は凄い。努力を感じられる」（東京都／50代／女性）
• 「たくさんの作品に出ていて、なおかつこちら側が作品の中に感情移入できてしまうから」（岐阜県／10代／女性）
• 「以前とはイメージが変わり、いろんな役をされるようになった気がする」（京都府／50代／女性）

7

坂東龍汰

• 「主演ではないが、『ルノワール』『爆弾』『シナントループ』と、印象的な役柄で、実力派のイメージが出来てきた」（埼玉県／50代／女性）
• 「多くの映画に出演して存在感を示していたため」（長野県／40代／男性）
• 「かなり印象に残る演技をしています」（福岡県／30代／女性）

9

原嘉孝（timelesz）

• 「タイプロで話題になり、timeleszになった後は、舞台など俳優業もたくさんこなし、バラエティーでも良くみた。　ドッキリGPでは、期待以上の面白さで、これからもいっぱい呼ばれるんだろうなと思った（見たい）」（大阪府／40代／女性）
• 「ずっと舞台を中心に頑張っていた彼がドラマや映画などで演技をしてることに感無量」（福岡県／50代／女性）
• 「（timeleszとして）デビューし、知名度と舞台上がりの実力の両方を世にしらしめたから」（京都府／20代／女性）

10

【調査概要】
調査時期：2025年11月11日（火）〜21日（金）
調査対象：計1000名（自社アンケートパネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男女）
調査方法：インターネット調査
調査機関：オリコン・モニターリサーチ

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