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「かわいいの基準に当てはまらない」斜視、ルーツ…周りと違う自分への葛藤を抱いたハーフ美女が辿り着いた境地「違いこそが自分の魅力」
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斜視手術前のアリシアさん(@alichel_channelより)
具体的な症状の認知が高くない「斜視」、両眼視機能がなく距離感や3Dがわからないことも
生まれつき内斜視だったというアリシアさん(@alichel_channelより)
「YouTubeチャンネル自体、自分たちと同じハーフの子たちを元気づけたいという思いで始めました。斜視手術に関する動画も、同じ経験をされた方やこれから経験される方に共感を通して少しでも元気を与えたいという思いで発信いたしました」
――生まれつきの斜視だったとのことですが、成長して物心ついてから、ご自身が斜視だと知ったときのご心境について教えてください。
「小さい頃は自分ではあまり気づいていませんでしたが、周りの反応を通して『自分の目はほかの人と違うんだ』と気づきました。鏡や写真に写る自分の目を見るのが嫌な時期もありました。でも、家族はいつも自然に受け入れてくれていたので、治したいという気持ちはあっても恥ずかしいことだとは思わなかったです」
――斜視という言葉は知っていても具体的な症状を知らない方はまだまだ多いと思います。手術前、具体的にはどういった症状があったのでしょうか?
「私は斜視の中でも内斜視という、いわゆる“より目”になってしまう症状でした。また、これはある程度大きくなってから自覚したことですが、両眼視機能(左右の目と脳が連携して物事を立体的に捉える能力)がないため、距離感がわからない、3Dがわからないなどの症状が現在もあります」
目が合って不思議そうな表情をされたことも「手術をして人の目を見て話せるようになりました」
斜視手術前のアリシアさん(@alichel_channelより)
「学生時代は『どこ見てるの?』『より目』などの言葉を言われることが多かったです。また、言葉には発しなくても、私と目が合って不思議そうな表情をされるのも不安に感じていました」
――「写真を撮る際はいつも片目を隠していた」「人の目を見て話すのが苦手」など、斜視であることでご苦労されてきた場面も色々とあったと思うのですが、どのようにメンタルを維持されていたのでしょうか?
「小さい時から私を見ている母や祖母から、『顔だけで振り向かずに、身体ごと振り向こうね』というアドバイスをもらっていたことがありがたかったです。角度によって斜視の度合いが変わるため、なるべくまっすぐ見えるように心がけていました」
写真を撮る際は片目を隠していたというアリシアさん(@alichel_channelより)
「手術前は顔を見られることに自信がなかったですが、手術をして人の目をしっかりと見て話すことができるようになりました。写真を撮られることにも自信がつきました」
SNSで似た境遇の人と繋がり価値観が変化「周りとの違いこそが自分の魅力」
現在のアリシアさん(@alichel_channelより)
「小中学生時代は、周りと見た目が違うこと、美白や髪がサラサラなど一般的にかわいいとされるスタンダードに自分が何も当てはまらないことが辛かったです。高校では国際色豊かな環境で過ごしたことで自信がつきましたが、大学生になり、自分のアイデンティティと周りからの認識のギャップに悩むようになりました」
――幼少期と現在で、ご自身のルーツに対する心境の変化はありましたか?
「幼少期は周りと違うことをマイナスに感じていましたが、今は“違いこそが自分の魅力”だと思えるようになりました。ハーフであることや褐色の肌は、私のストーリーを象徴する大切な一部。SNSを通して自分と似た境遇の方とつながることで、一人じゃなかったと思えたことも大きいです。今は自分のルーツを誇りに感じています」
現在のアリシアさん(@alichel_channelより)
「焦らなくていいし、誰かと比べる必要もないし、時間をかけて自分のことを理解してあげるうちに、きっと自分を好きになれると思います!」
――今後の夢や目標についても教えてください。
「YouTubeチャンネルを大きくすること、スキンカラーを問わずみんなが使えるコスメを作ることが今の大きな目標です。日本に住むハーフや多様なバックグラウンドを持つ人たちが、自分の肌に合う色を“探す”のではなく“選べる”ようにしたいです。YouTubeでは私たちらしい表現を通して、ポジティブなメッセージを届け続けたいと思っています」
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