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「自分がいないライブ見るのは…」日向坂46影山優佳、複雑な思い赤裸々に グループ卒業後の展望も明かす

 1st写真集『知らないことだらけ』(扶桑社)を9日に発売する日向坂46影山優佳(21)。「自分自身を深める旅」というテーマで撮影された同作は、東京・長野・沖縄を舞台に、その土地での未知との出会いに知的好奇心をくすぐられ、心が動かされていく様子を収めた。今年2月にグループからの卒業を発表し、4月に発売した9thシングル「One choice」の活動を持って卒業する影山だが、卒業の経緯や現在の思い、先日横浜スタジアムで行われた『4回目のひな誕祭』にサプライズ出演した際の心境などを赤裸々に明かし、卒業の展望についても語った。

「迷惑をかけたくなかった」最新シングルに参加した理由はW杯に

――ブログでも思いの丈をつづっていましたが、改めて卒業を決めたのはどんな理由があったのでしょう。

影山もともと感覚が鋭敏なところがあって、特に耳のせいで、ライブ活動にハードルを感じながら頑張っていた部分はありました。そしてどんどんライブの規模が大きくなったり、回数が増えたりする中で負担が大きくなってしまいました。私自身、アイドルの活動としてライブがすごく大好きなのに、その1番好きなものだけができないっていう状況になってしまったんです。

ほかの活動のモチベーションでもあったライブが奪われてしまった時に、自分のメンタルコントロールとかができなくなってしまって…。そのときに、20歳という節目を迎えたこともあって、何か自分の中でほかに生きがいを見つけないといけないかもしれないと思い、スタッフの方にご相談させていただいて、「自分の生き方を変えてもいいのかな」「1歩踏み出してみようかな」と思い至りました。
――本当は、4月に発売した最新シングル「One choice」にも参加しない予定だったとか。

影山そうなんです。耳の状態もあって、来年の頭にはもう卒業発表かなみたいな。新曲も「迷惑をかけたくない」からと参加しないと言っていました。昨年12月のクリスマスライブも欠席することがほぼ決まっていた中で、サッカーW杯があって。その期間を経て、自分という存在が、少しはグループへの還元になるんじゃなかと感じて、最後にグループに何か残ししていけたらと思い、最後のシングルへの参加を決めました。

――最新シングルでは、初めてセンターを務める丹生明里さんの隣のポジションで存在感を発揮しています。

影山1列目は初めてで、ひらがなけやき時代から、高校と両立していたのもあって、ずっと最後列の端とかがすごく多かった。だから、ずっと応援してくださっている皆さんには、恩返しできる!と思ってうれしくてありがたくて…。でも、自分が前に出ることで、誰かが下がることが申し訳ないという思いも少しはあって、果たして本当に私でいいのだろうか、と今でも思うことはあるんですが、それでも丹生ちゃんの初めてのセンターで、それを隣で見守るというか、支える役割を担わせていただけることがすごくうれしいです。

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