今年の『紅白歌合戦』に4年連続、4回目の出場が決定した日向坂46。シングル5作連続でフロント入りをはたし、「ってか」ではセンターも務めた金村美玖の1st写真集『羅針盤』（光文社）が、12月20日に発売される。初めてのひとり旅を通して、大人へと成長する19歳の金村の魅力が収められている。8ヶ月にわたる撮影では、今年一番心を打たれ涙した出来事もあったと明かし、考え方も変わるほどの大きな影響があったそう。初挑戦となった水着カットには「雰囲気が違くて自分でもびっくりした」と明かしつつも、「自分らしいものを」と臨んだ本作についての思いや撮影裏話を聞いた。(インタビュー前・後編の前編）

夢だったソロ写真集に喜び　乃木坂46齋藤飛鳥の写真集に惹かれ「自分らしいものを」

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  金村美玖1st写真集『羅針盤』より
  撮影／佐藤佑一（C）光文社

――写真集発売を発表したときは、「すし写真集」がトレンド入りするなど、大きな話題となっていますが、反響は感じられていますか？

金村いつも「すしなんちゃら」でトレンド入りして、ニュースとかでも取り上げていただけて、すごく象徴的な名前になってるんですけど（笑）、自分としても盛り上げたい気持ちがとても強かったので、すごくうれしかったです。

――ソロ写真集を出したいという憧れはあったんでしょうか。

金村写真集は夢でしたし、ずっと憧れでした。先輩方の写真集も全部見ました！

――印象的な写真集は？

金村齋藤飛鳥さんの『潮騒』が印象的です。無理に表情を作っているわけではなく、本当にそのままなんだろうなというのが、とっても伝わってくる作品。飛鳥さんとはそんなにお話したことないんですけど、いちファンとして見ても、こういう人なんだなっていうのが写真から伝わってくる写真集でした。だから、自分だけの写真集を作らせていただくなら、自分らしいものを作れたらいいなっていうのは、ずっと考えてました。

――メンバーからの反響というのは？

金村まだ写真集自体を見せられてはいないんですけど、早く感想を聞きたいなっていう気持ちです。

――同期の丹生明里さんに最初に見せるとお聞きしました。

金村はい、もう約束してて、一番に見せないと怒られるので（笑）。