• ORICON MUSIC(オリコンミュージック)
  • ドラマ&映画(by オリコンニュース)
  • アニメ&ゲーム(by オリコンニュース)
  • eltha(エルザ by オリコンニュース)
(更新: ORICON NEWS

究極のディズニーファンイベント「D23 Expo」3年ぶりに開催

 ウォルト・ ディズニー・アニメーション・スタジオのチーフ・クリエイティブ・オフィサー、ジェニファー・リーは、「私たちは、ウォルトと彼の兄ロイが100年前に始めた夢、ストーリーテリングによってあらゆる可能性を探求し、拡大し、現実を豊かに変えていくことをこれからも続けていくことを約束します」と、宣言。

 リーは、「ディズニープラス」ができたことで、ディズニー・アニメーション・スタジオでも新しい挑戦がしやすくなったといい、11月9日より配信開始となる『ズートピア+』のような新シリーズを含む、新作についてプレゼンテーションした。

『ズートピア+』2022年11月9日ディズニープラスで独占配信

『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』2022年11月23日公開

 ディズニー・アニメーション61作目となる長編映画『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』は、まるでアトラクションに乗っているかのようなスケール感あふれる壮大な冒険と、かけがえのない家族の絆を描いた、アクション・アドベンチャー超大作。『ベイマックス』(2014年)や『ラーヤと龍の王国』(21年)を手掛けたドン・ホール監督。さらに、ドン・ホール監督と共に『ラーヤと龍の王国』で脚本を務めたクイ・グエンが共同監督と脚本を担当する。プロデューサーは、『塔の上のラプンツェル』(10年)、『ベイマックス』のロイ・コンリ。

 声優のジェイク・ギレンホール(サーチャー・クレイド)、デニス・クエイド(イェーガー・クレイド)、ジャブーキ・ヤング=ホワイト(イーサン・クレイド)、ルーシー・リュー(カリスト・マル)が登壇し、見どころを語った。また、ガブリエル・ユニオンがメリディアン役で声の出演を果たす。
ドン・ホール『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』についてお話しできることをとてもうれしく思います。この物語は、子どもの頃に触れた優れた冒険物語にインスピレーションを受けて生まれました。見知らぬ人たちが隠されていた世界で奮闘するお話です。

クイ・グエン『ストレンジ・ワールド』にはアクション、見たことのないクリーチャー、場所がたくさん出てきます。サプライズと危険に満ちています。ですがこれは冒険だけについての映画ではありません。これは家族についての映画でもあります。世界を救うために、家族がどう違いを乗り越えるのかという話です。

ドン・ホール僕らはどちらも父親なので、家族についての話、次の世代のためにより良い世の中を残したいという話には、強く共感します。(ここで自分たちの家族の写真を見せ、)僕らの子どもたちこそ、僕らにとっての最も強いインスピレーションなのです。

クイ・グエン声優のジェイク・ギレンホール、デニス・クエイド、ジャブーキ・ヤング=ホワイト、ルーシー・リューをご紹介します。

ドン・ホールジェイクは初めてのディズニー・アニメーションなのですね?

ジェイク・ギレンホールまずはありがとうと言わせてもらいます。僕は前からずっとディズニーのアニメーションに出たいと思ってきました。なので、サーチャー・クレイドを演じさせてもらえたのは、夢のようなことでした。サーチャーは、デニス・クエイドのような話し方をする、イェーガー・クレイドの息子です。サーチャーは普通の男。家族を大切にする人で、息子の将来を守りたいと思っています。彼を演じるのはとても楽しかったです。

クイ・グエンデニス、またディズニーの家族に戻ってきてくれてありがとう。イェーガーを演じていかがでしたか?

デニス・クエイドイェーガーはサーチャーの父。このキャラクターは、僕にとって、これまでと違うキャラクターでした。そのひとつにふくらはぎがすごく太いというのがあります。ああいうふくらはぎになりたいと思ってきました(笑)。ディズニーのアニメーターさんたち、ありがとう。イェーガーは、この奇妙な世界で有名な探検家。彼は冒険が大好き。彼は頑固者で、楽しい人だけど強い意志を持っています。

ドン・ホールルーシー、あなたもディズニーのベテランですね。あなたはアバロニアという世界のパワフルなリーダー、カリスト・マルを演じます。彼女について語っていただけますか?

ルーシー・リュー彼女は恐れを知らない、強いキャラクター。リーダーで、私自身がこうなりたいと思うような女性です。彼女はアバロニアの人たちを守りたいと思っています。このお互いに助け合うというコンセプトが私は好きなのです。特に今の時代においては。

クイ・グエンジャブーキ、あなたはサーチャーの息子でイェーガーの孫であるイーサンを演じますね。このキャラクターは子どもたちの人気を集めそうですが、演じた感想を語っていただけますか?

ジャブーキ・ヤング=ホワイト夢のようでした。イーサンはその場のエネルギーを高める天才だと僕は思っています。彼はとてもすてきな少年。おじいさんのような冒険ができることに興奮しています。お父さんではなくてね。彼を演じるのはとても楽しかったです。彼の中に自分自身に通じるところも見つけました。

『IWAJU イワジュ(原題)』2023年ディズニープラスで独占配信

 2023年にディズニープラスに登場するのは、アフリカのコミックブック・エンターテインメント会社Kugaliとのコラボレーションによるまったく新しいオリジナルの長編シリーズ『IWAJU』 (※「A]と「U」はアクサン付き)。Kugali所属の映画監督、オルフィカヨ・ジキ・アデオラ、ハミド・イブラヒム、トル・オロウォフォエクが登壇し、ファーストルックを披露した。

ジェニファー・リー2018年にニュースを読んでいたら、アフリカのコミックブックの会社についての記事があったのです。私はとても興味を覚え、その会社の創設者である3人に連絡をしました。そして彼らがどんなことをやろうとしているのかを聞いてみたら、それが最高にすばらしかったんです。私たちのスタジオが100年の歴史において初めてコラボレーションをすることになったKugaliの創設者を紹介します。

ハミド・イブラヒム皆さん、アフリカへ行く用意はできていますか? 僕たちは、アフリカのストーリーをディズニー・アニメーションと一緒に語れることに興奮を感じています。

オルフィカヨ・ジキ・アデオラ僕は幼い頃からコミック、アニメーションが大好きで、自分たちの文化を描いたものを見たいと思ってきました。

トル・オロウォフォエクこれは、ジキと僕が育ったラゴス、ナイジェリアへのラブレターです。この場所が地球でどれほどユニークな場所かを見せたかったので、舞台をここに設定したのです。ラゴスは、島と内陸で物理的に離れているだけでなく、社会と経済のステイタスにおいても離れています。

ハミド・イブラヒム今作で描かれる世界は、色彩と進化したテクノロジーが作り上げる、ほかに見ないものです。

オルフィカヨ・ジキ・アデオラこれは少女の成長物語。裕福な島出身のトラという相続人の少女と、内陸出身の貧しい少年コリが、命の危険に直面して葛藤するというストーリーです。
トル・オロウォフォエク主人公のトラは頑固でカリスマがある10歳の少女。自分を取り囲む世界を探索したいと思っています。コリは自分ですべてを学んだテクノロジーのエキスパート。働き者で、お母さんを大切にしています。ですが、母を守るために、疑わしい人と組まなくてはならなくなるのです。

ハミド・イブラヒムオティンは好奇心豊かで計算高く、たくさんの自衛のスキルや武器を持っています。彼女はシンディというハイテクの世界の裕福なパイオニアによって創造されました。

オルフィカヨ・ジキ・アデオラこれらのキャラクターがアンダーグラウンドの犯罪にまみれた世界でぶつかり合うのです。トラとコリはふたりの対立する男の権力とプライドの狭間に置かれることになります。そんな中でトラとコリは、世界はもっと良くなれるのだと証明することができるのでしょうか? 今、僕たちはアニメーションの作業をやっているところです。これをみなさんに見ていただくのが待ちきれません。

あなたにおすすめの記事

>

 を検索