miletニューシングル「Walkin’ In My Lane」発売、「明日もがんばろうとスイッチを入れるきっかけになれば」

 昨年8月に東京2020オリンピック閉会式で歌唱。年末のNHK紅白歌合戦に2年連続で出演するなど、いまや音楽シーンを代表する存在となったmiletからニューシングル「Walkin’ In My Lane」が届けられた。表題は土屋太鳳主演ドラマ「やんごとなき一族」主題歌。「私は私らしく、そしてあなたはあなたらしく、それぞれの人生を冒険できるようにと想いを込めて」制作されたというこの楽曲のテーマや制作について語ってもらった。

主人公のテーマソングのつもりで作った「Walkin’ In My Lane」 曲作りのこだわり

――新曲「Walkin’ In My Lane」はドラマ『やんごとなき一族』主題歌。制作は原作マンガを読むところからですか?

milet:そうですね。マンガと脚本を読ませていただいて、キャストのみなさんのことも想像しながら、どんな曲にしようか考えて。普通のラブストーリーは恋愛から結婚までを描くことが多いですけど、「やんごとなき一族」は結婚した後のお話なんですよね。

――主人公の佐都が400年以上続く名家に嫁ぎ、嫁と姑の確執や一族にしきたりに翻弄され……というストーリーですからね。

milet:私まだぜんぜん足を踏み入れてないフェーズですね(笑)。ドラマの設定は私達の日常とはかなり違いますけど、佐都は下町の定食屋の娘で、すごく親近感が持てるんです。好きな人と一緒にいるために頑張る姿にも共感が持てたし、主題歌も彼女のテーマソングにするつもりで書きました。

(C)フジテレビ

(C)フジテレビ

――作詞・作曲は音楽プロデューサーのdocことRyosuke“Dr.R”Sakaiさんとの共作。

milet:docさんはデビュー前からずっと曲作りでご一緒している方なんです。今回の曲に関しては、私が考えたテーマや、ドラマのスタッフの方からの「前向きなんだけど、あまり押しつけがましくないポップスがいいです」という提案をもとに作りはじめました。全体のイメージや方向性を共有してから、まずはdocさんと一緒にキーボードでコード進行を決めて、すぐにメロディを乗せて。頭から最後まで15回くらい、ぜんぶ違うメロディで歌うんです。

――すごい! その場でメロディを紡ぎ出すんですね。

milet:はい。デビュー前からずっとこのやり方で制作してます。その後、歌ったメロディを聴き直して、いいなと思うところをつなげて、調整して。メロディが決まったら、docさんは楽器を加えてトラックを作って、私は歌詞を書く。最後に歌詞を付けて歌って、デモの完成です。

五輪閉会式、紅白、数々の大舞台を経験「チームの代表としてステージに立っている」

――セッションで曲を作るスタイルは、洋楽っぽいのかも。その時点で歌詞のイメージも出来ていたんですか?

milet:そうですね。佐都は親しみやすいキャラクターだし、マンガや脚本を読んだときも、「自分と変わらない、普通の女の子」という印象があったんです。負けず嫌いで頑張り屋で、結婚相手のことが大好きで。そういうところにみなさんも共感しているんだと思うし、この楽曲もそこに寄り添えるものにしたいなって。誰でもそうだけど、嬉しい時もあれば、落ち込むときもある。だけど人生はどこまでも続いていくし、「明日もがんばろう」とスイッチを入れるきっかけになったらいいなと。

――「わかってないと言われたって/笑ってばっかじゃいられなくて」というフレーズも印象的でした。

milet:スッと出てきた歌詞なので、私の本音かもしれないですね(笑)。会社でも学校でも、笑顔で取り繕うこともあると思うんですよ。でも、家に帰って一人になると、モヤモヤした気持ちになったり……。誰でもあることだと思うんですよね、。それが普通だし、「一人ぼっちじゃないよ」という気持ちも込めてますね、「Walkin’ In My Lane」には。

――困難にぶつかりながらも、理想に向かって進むパワーも伝わってきました。miletさんは数多くの大舞台を経験していますが、大きなステージに立つとき、どうやって心の準備を整えているんですか?

milet:プレッシャーはあるんですが、一人で頑張ろうと思わないようにしています。周りにはスタッフのみなさんがいるし、素敵な衣装を準備してくださり、きれいにメイクしてくださる方もいて。“miletチームの代表としてステージに立つ”と思えば、いいプレッシャーになるんです。“一人だ”と思うとよくない重圧になってしまうので、「みんなと一緒にがんばる」という気持ちが大事なのかなと。あと、“誰に何を届けるか”を意識する事も大事だと思っています。。紅白だったら、“コロナ禍で、なかなか会えないなかで応援してくれたみんなと一緒に楽しもう”だったり。オリンピックのときは“選手のみなさんに届くように”という思いで歌っていました。

――「Walkin’ In My Lane」も“誰に何を届けるか”がはっきりしている曲ですよね。この曲に関してドラマの主演をつとめる土屋太鳳さんは、「“佐都”そのものを表したような、とても素敵な曲」「ぜひ皆で振り付けを考えて、現場で踊ってみたい です」とコメントしています。

milet:嬉しいです。私も原作を読んでるときからずっと土屋太鳳さんを思い浮かべていましたし、真っ直ぐで芯の通った佇まいが佐都にぴったりだなと思っていました。「Walkin’ In My Lane」で“踊ってみたい”と言っていただいたのもすごく嬉しくて。ノリやすい曲なので、みなさんで楽しんでもらえたらなって。

曲によって異なる声色「みなさんに評価していていただけるのはうれしい」

――カップリング曲についても聞かせてください。「Love When I Cry」は、浮遊感のあるメロディと<正しいだけじゃ選べないの 今だって>という意味深いフレーズが溶け合うミディアムチューン。クリエイターのTomoLowさんとの共作ですね。

milet:TomoLowくんと最初に作ったのは「航海前夜」という曲なんですけど、「Love When I Cry」はたぶん3曲目か、4曲目です。当時のデモを聴くとちょっと歌い方があどけなくて、懐かしかったです(笑)。私の歌い方も変化しているし、TomoLowくんのサウンドも更新されていて。もともとは“夜のなかで一人、自分の内側に閉じこもる”みたいなイメージだったんですけど、歌詞もアレンジも少し変えて、外向きな曲になりました。

――3曲目の「My Dreams Are Made Of Hell」は、ダークファンタジー的な雰囲気の楽曲。

milet:久々にダークな感じでやってみたくて。もともとこういう楽曲が好きで、「私はずっとこんな感じの曲を歌っていくだろうな」と思ってたんですよ(笑)。デビュー当初から私の曲を聴いてくださってる方も、きっと好きになってくれると思います。歌詞は私が小さいときに見た夢がもとになっていて。クリスマスの日だったんですけど、サンタさんを思い描きながら寝たのに、モンスターがいっぱい出てきたんですよ(笑)。この曲の歌詞は“だんだん悪夢が心地よくなる”という内容なんですけどね。

――3曲ともmiletさんの曲想をクリエイターの方と一緒に形にしていくスタイルなんですね。

milet:最初からそういうやり方だったんですよね。特にdocさん、TomoLowくんはデビュー前から一緒に曲を作ってますからね。互いに引き出し合いながら作れてるのがいいなって。

――miletさん自身もクリエイター気質なんだと思います。楽曲以外でも、意見を出しているんですか?

milet:そうですね。ツアーのグッズなども最初から参加させてもらっていますし、ツアーのステージセットや照明、CDのジャケットやロゴなどもそうだし。チーム全員で動いてる感じです。

――最後に、miletさんの歌声について聞かせてください。すごく個性的な声質だし、中低域の響きも素晴らしいですが、ご自分ではどう捉えていますか?

milet:みなさんに評価していていただけるのはもちろんうれしいですけど、“低音が効いてる”とも思ったことがなくて。ただ、歌ってるときの心地よさを大事にしてるので、自分で聴いても耳障りがいいなとは思いますね。あと、曲によってだいぶ声色が違うんです。今回のシングルでいうと、「Walkin’ In My Lane」はギュッと凝縮したような声で、3曲目の「My Dreams Are Made Of Hell」は空気が多めで。ジャンルやサウンドはいろいろなんですが、「私が歌えばmiletの曲になる」という自信は付いてきたかもしれないですね。

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