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「春先の癒し」梅の蜜を吸いにきたメジロに反響、海外からも「美しい!」 撮影者の想い
自宅近辺を中心に、146種類の野鳥を撮影「こんなにいるとは驚き」
――メジロの写真には海外からも「美しい」とコメントが寄せられていました。
撮影者正直ここまでの反響が出るとは思いませんでした。海外の方からすれば、メジロや梅の花といえば“日本の春”といったイメージを持たれているのだと思います。コロナ禍の現在、日本に来れない海外の方に私の写真をみて喜んでいただけて幸いです。
――野鳥撮影を始めてから、ちょうど1年になるんですね。きっかけはなんだったのでしょうか?
撮影者元々はサーキットに通い、モータースポーツの写真撮影を趣味にしていましたが、新型コロナの影響で、思うようにサーキットでの撮影ができなくなりました。その頃に、明石公園のお堀でカワセミが飛んでいるのを見たことが野鳥撮影を始めたきっかけです。子どもの頃から生き物が好きだったこともきっかけの1つです。
――Instagramに投稿されている写真を拝見すると、神戸市の当りが多いですね。
撮影者野鳥保護の観点から詳しい撮影場所はお伝えできませんが、普段は、主に自宅のある神戸市を中心に明石市、加古川市、稲美町を活動範囲としています。他府県へも出かける時もあります。
――1年間で146種類を撮影されているそうですね。身近な環境に、そんなにも多くの鳥がいることに驚きました。
撮影者やはり一番意外だったのは、種類の多さです。勝手なイメージですが北海道など多くの自然が残っているところでないと、こんなに多くの野鳥には出会えないと思っていました。
――印象に残っている鳥やシチュエーションはありますか?
撮影者10羽以上ものコウノトリが明石などの溜め池にいるのを目の当たりにした時には、まさに「すごい」の一言に尽き、興奮したのを覚えています。
「同じ瞬間は2度とない」野鳥撮影の魅力
撮影者撮影対象が野鳥という生き物で、同じ瞬間が2度と撮影できないことが魅力でしょうか。やっと見つけた野鳥を撮り損なうと次のチャンスがあるとは限りません。自分が想像した通りに撮影できた時の達成感も魅力です。
――野鳥撮影は、どのような時間になっていますか。
撮影者野鳥撮影は、良い意味で日頃の事を忘れさせてくれる時間となっていますし、色々な方と出会える場となっています。また、多い日で1日20,000歩以上歩くこともありますので運動不足解消にも役立っています(笑)。
――今後、どのような撮影活動をしていきたいですか?
撮影者多くの種類の野鳥を撮影したいのはもちろんですが、野鳥の魅力を引き出すことが出来る写真を撮っていきたいと思います。
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Instagram(@enkichisan2830)
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