シンガーソングライター・川崎鷹也の書き下ろし楽曲に載せて、結婚を間近に控えた娘と一人暮らしを始める父の心の交流を描くショートムービー『手書きのレシピ』がパナソニックの公式HPで公開された。ストーリーの鍵を握るのは、母が書き残した“我が家の味”のレシピノート。ムービーに込められた思いを紐解いてみる。

受け継がれる“親子の絆”を描いた作品…楽曲を担当した川崎鷹也の秘話も

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　「『ただいま』って声がする 『おかえり』って振り向いた」そんな日常を切り取ったような歌詞から始まる楽曲をバックに、キッチンに立つ父と娘。「これくらいはできるでしょ？」と料理を教える娘に「意外と簡単そうだな」と返しながらも、父の包丁を扱う手付きはどこか危なっかしい…。2人だけの食卓は静かながら、お互いを気遣う暖かな空気が流れている。結婚を控えた娘を言葉少なに心配する父。一方の娘は口には出さないものの、慣れない一人暮らしを始める父の食事がなにより心配なのだ。

　引っ越し当日、娘は父に1冊のノートを渡す。静まり返ったリビングでノートを開く父。そこには亡き妻の文字で丁寧に書かれた“我が家の味”のレシピが。ふとキッチンに目を移すと、妻とまだ小さかった娘と一緒に料理をする懐かしい光景が甦ってくる。レシピノートを見ても、それまで料理をしてこなかった彼には、何を意味するのかがわからない「謎の数字」が記されている。「あなたはどう？」とキッチンに誘う妻の言葉を思い出した彼は、意気込んで、さっとIHクッキングヒーターの天面を拭き、料理の準備を始める。

　やがてレシピに記された「謎の数字」の意味も理解できるようになった頃、娘夫婦が孫を連れてやってくる。食卓に颯爽と料理を並べる父。最初は不格好だったロールキャベツもきれいに巻けるようになった。一口、その味を確かめた娘の目に涙が浮かぶ。そしてまた歌詞が物語とリンクする、「『ありがとう』あなたの元を巣立っていく…」。

　子どもは親から巣立ち、やがて孫が生まれ、家族の風景は時の経過とともに変化していく。それでも変わらない家族の絆が、親から子へと受け継ぐ“家族の味”を通して続いていく…。劇中に流れる楽曲「愛の灯」を書き下ろしたシンガーソングライター・川崎鷹也は、「両親や家族との時間というのは当たり前のようで、でも当たり前ではなくて、その大切さに本当の意味で気がつけるのは少し大人になってからのこと。この曲やムービーを通して、本当の幸せや温もり、そして無償の愛を改めて感じて頂けたらうれしいです」とコメントを寄せている。

“親から受け継がれるレシピ”が家族の絆を深める!?

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　パナソニック株式会社が月に1回以上料理をすると回答した15〜69歳の男女1200名を対象に実施した『レシピに関する調査』（2022年1月20日〜1月25日）によると、『家族の絆』と『親から受け継いだレシピ』の相関関係が見えてきた。「家族と一緒に料理を作る時間は家族の絆を深めると思いますか？」という質問に「そう思う」と回答したのは76.5%。また、「親から受け継いだレシピがある人」の実に82.8％が「家族の絆が深い」と回答。「ない人」の65.7％を大きく上回る結果となった。

　家族の味は『手書きのレシピ』はもちろん、一緒に料理を作る時間の中でも受け継がれていく。親は仕事、子どもは塾や習い事などとそれぞれが忙しい時間を送る昨今、『料理』や『食事』を通した触れ合いは家族の絆を深める要素としてますます大切になっているようだ。

　本ムービーでは、料理に不慣れだった父親が使いやすいIHクッキングヒーターでグングン料理の腕を上げていく様子が描かれる。また登場する「手書きレシピ」には可愛らしいイラストが添えられ、わかりやすくまとめられている。おうち時間がある今、家族のレシピを書き留めておきたいと思っている人は参考にしてみてはいかがだろうか。

動画内に登場するパナソニック　IHクッキングヒーター　
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川崎鷹也　プロフィール

シンガーソングライター。1995年、栃木県生まれ。
2018年、アルバム「I believe in you」でシンガーソングライターとして本格的に音楽活動開始。
一度聴いたら忘れられないハスキーな歌声と美しいビブラート、癖になるメロディーラインが魅力。
2020年8月、TikTokで「魔法の絨毯」が人気となり同曲を使った動画が27,000本以上アップされトータルの再生回数は約3億回となる。
また、Spotify「バイラルTop50」で1位を獲得。
LINE MUSIC「アルバムトップ100」で1位にランクイン。
2021年12月、メジャーオリジナルアルバム『カレンダー』をリリース。

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