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「体重が58kgで仕事が減るのなら、抗議する」ELAIZA、Twitterブレイクを経て変化したSNSへの距離感とルッキズムへの想い

 女優やモデル、映画監督やミュージシャン…と枠にとらわれず活躍するELAIZA。そんな彼女が2月25日公開の映画『ライフ・ウィズ・ミュージック』の主題歌「Together」の日本カバーソングアーティストとして日本版を歌う。頬を指でつまんで唇をとがらせる“エライザポーズ”をTwitterで投稿したことで女子中高生の間で一大ブームが巻き起こり、“自撮りの神”と呼ばれたELAIZA。しかし、「歳を重ねるごとに、SNSに依存しなくなった」という。それでも彼女のSNSはつねに注目され、体型ついての心ないコメントに自身の考えを明かした投稿が話題に。25歳になった今、彼女はSNSをどのような目で見ているのか。また、過敏になっていくルッキズムへの想いなど、話を聞いた。

「“誰にも愛されてない”って悩みもがいていたから寄り添いたい」ジャンルレスに活躍する理由

――本作はELAIZAさんと同様にシンガーソングライターとしてジャンルの垣根を越えて活躍するSiaの初の監督作品。アルコール依存症のリハビリ中の主人公ズーと自閉症の妹・ミュージックが祖母の急死により共同生活を送る中で、彼女たちをとりまく人々とのさまざまな“愛のかたち”を描いた半自伝的作品となっています。支える・支えられる・見守るといったさまざまな愛のかたちが描かれていますが、ELAIZAさんはご自身をどんな「愛」を持つ人だと思いますか?

ELAIZA“ほぐす愛”ですかね。“自分は愛されていない”と感じている人がいるのであれば「本当に?自分が欲しい愛がもらえていないだけじゃない?」と声をかけて、ほぐしてあげたいなと。私も子どもの頃、環境が複雑で“誰にも愛されてない”って悩みもがいていた時期があったんです。でも結局大人になって、親から受けていた叱咤は愛だったんだって気がつきました。自分の理想の形の愛じゃなかっただけで、すごく愛されていたんですよ。だから、愛に飢えている人に寄り添いたい。もちろん無責任に誰彼構わず「愛してるよ」と言えばいいわけではないだろうし、私の言葉を受け止められない人もいるはず。でも、受け止められない人にも「大丈夫、あなたはちゃんと愛されているよ」と示したい。

――女優やモデル、音楽活動など、表現を通して「愛」を伝えていきたいということでしょうか?

ELAIZA女優としての、とか、モデルとしての、とか映画監督・ミュージシャンとしての、といった肩書きで区切ることは、あまり考えていません。たとえば「勉強」に、国語・算数・理科・社会があるのと同じように、伝える方法を変えているだけですね。

 表現の方法というのは本当に無限にあって、"歌手"や"監督"という言葉は誰かにわかりやすく自分のやっていることを伝えるためにあるのだと思います。気持ちがブレないからこそ、様々な表現に挑戦されるSiaにとても共感しますし、ご自身の人生を元にまるでギフトのような映画を作り上げてくださったことに、いちファンとしてとても感謝しています。

――いろいろな顔を持っているけれど、根底にあるメッセージは同じなのですね。

ELAIZAささやかですが、毎月海外のお子さんに寄付をしていて、お手紙のやりとりもしています。「ワクチンが打てました」とか「学校に行けました」とか「今日は美味しいご飯が食べられました」とか、それを読んでいる時がすっごく幸せです。

 会ったこともなければ顔も知らない、もしかしたら相手は施されている罪悪感のようなものを抱く瞬間もあるのかもしれないけれど、それを超えた「お手紙を通しての愛」を私はたしかに彼らからもらっている。それも愛だと思います。

――今回の作品の登場人物でいうと、ズーとミュージックを温かいまなざしで支える隣人・エボの立ち位置に近いでしょうか。

ELAIZAでも、愛のかたちって日々変わりますよね。ズーのようなパワフルな愛もあるでしょうし、エボみたいに優しい愛の後ろに臆病さが隠れていることもある、ミュージックの愛は、自然と周りをハッピーしていますよね。そのどれにも共感できます。

ブレイクのきっかけとなったTwitterで注目された高校時代からSNSへの向き合い方に変化「“お手軽”に興味がなくなった」

――ご自身は、『ライフ・ウィズ・ミュージック』の中で好きなシーンはありますか?

ELAIZAミュージックの視点で描かれる音楽のシーンはとても新鮮だし、すごく刺激的でした。そして、ズーとエボが対峙するシーンもお気に入りです。なかなか人に伝えられないことを言える心が溶け合う関係になれたところに、自分たちの意図しない瞬間が訪れて、その場面で二人のいじらしさや人間らしさ、大人だけど未熟な部分がみえてきて、とても魅力的でした。

 また、現代の話でありながら、登場人物がSNSを使うシーンがなかったのはすごくよかったですね。本来人間って、自分と向き合うための空白の時間があって、空想もたくさんする。でもそれをスマホが埋めてしまっていると思います。SNSとの距離が近すぎる時って記憶力が低下している気がして、一つひとつの会話の記憶が薄くなっていたり、スクロールをしているだけであっという間に時間が過ぎて行ったり。そういうものから少し離れてみると感度が高く過ごせると作品を観てあらためて感じました。

――SNSといえば、ELAIZAさんは高校生だった2015年にTwitterを自ら開設、多くの人に注目されるきっかけの一つになりました。その頃のインタビューでは「発信しないと自分が消えてしまう」とお話されていましたが。

ELAIZA「発信しないと消えちゃう」……カワイイですね(笑)。自分が何者にもなれていないことが不安だったんだろうし、「私はすごくがんばってる!」って思っていたんでしょうね。実際努力もしていたと思いますし。

 でも、歳を重ねて、SNS上にある情報に依存する必要がなくなっている実感があります。「お手軽」に興味がなくなった。ちゃんと自分で選択して、好奇心を持って調べることの方が大切だと思えるフェーズに来ていますね。

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