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小澤アナ「『脱力』は私のアイデンティティ」 当初は本職とのギャップに困惑も、見出した“自分だけ”の役割
アナウンサーだからこその“リアリティ”が自分の役割「『脱力』も報道もやりたい」
小澤陽子アナウンサーだからこそ、報道番組の世界観のようなリアリティが出せる一助になれているのかなと思います。この番組が目指している番組の一つがBSフジの『LIVEプライムニュース』と聞いたことがあるので、私が出演することで、そこに少しだけ近づけることができるのかなと。
――小澤アナは報道番組にも出演してらっしゃるので、よりリアリティが出ますよね。
小澤陽子入社4年目ぐらいで『Live News イット!』にフィールドキャスターとして出演することが決まった時は、『全力!脱力タイムズ』制作チームと有田さんが「これから、より報道っぽくなるじゃん!」と喜んでくれたのを覚えています(笑)。『イット!』に出演するようになってからは、たまに「報道ではこれはどうなの?」「中継の時はどうしてる?」と聞かれるようになったので、少しは役に立てているのかなと思います。
――『Live News イット!』に出演するようになってからどのような反響がありましたか?
小澤陽子当初は『脱力』の印象が大きいせいか、報道番組に出ていると視聴者の方が“これはバラエティなのか?”と錯覚してしまったり、“この子は次に何を言い出すのだろうか?”と思ってしまうようで、混乱させてしまっているのだとしたら申し訳ないなという気持ちがありました。ただ一方で、それは『脱力』が愛されている証拠なので、素直に嬉しいという気持ちもありました。
小澤陽子実は、私が就任当初はメガネを掛けていなかったんです。でも有田さんの提案で、3年目の途中から掛け始めることに…。それが、のちに担当する本物の報道番組との”違い”にもなったので、結果的によかったのかもしれません。バラエティと報道番組の両方に出演させてくれているフジテレビは懐が大きいなといつも感謝しています。
――アナウンサーとして今後挑戦したいことはありますか?
小澤陽子ゆくゆくは報道番組のスタジオキャスターにも挑戦できたらいいなと思っています。ただ、その時は『脱力』と両方やらせていただけたらいいなと願っています…(笑)。
――最後に『全力!脱力タイムズ』は小澤アナにとってどんな番組ですか。
小澤陽子自分を育ててくれた番組です。いまや『脱力』は私のアイデンティティにもなっていますし、“脱力の人”と言ってもらえるのも嬉しいので、これからも番組同様に視聴者の皆さんから愛されるよう全力で挑んでいきたいと思います。
(取材・文/奥村百恵)