昨年末行われた『コミックマーケット99』で、『ドラゴンボール』のキャラクター・フリーザのコスプレをして注目を集めていたフランス出身のコスプレイヤー・フレーザさん。フリーザだけでなく、人造人間18号のコスプレも追及するなど、その愛は止まらない。コスプレへの想いや、ちょっと変わったコスプレデビューについて聞いた。

「リアル18号!?」フランス人美女レイヤー、ブロンドを生かした激似コスプレを披露

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  撮影：くれべーさん (Twitter: kurebe_hobby)
  画像提供：フレーザさん

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  撮影：憲伸さん(Twitter: @kenshin_abnz )
  画像提供：フレーザさん

コロナ禍でコスプレ活動は休止…自信作のフリーザ完成直後にイベントが軒並み中止に

――コミケでは『ドラゴンボール』に登場するキャラクター・フリーザのコスプレをなさっていて、とても存在感がありましたね。とてもクオリティが高かったと思いますが、制作は大変だったんじゃないですか？

フレーザさん　制作したのは2019年の終わりごろで、初めての造形作りでした。仕事帰ってきてからとか、時間があるときなどにコツコツと作業したので、どれくらいかかったかはわからないのですが、数ヵ月かけてマイペースにつくりました。

――2019年の終わりごろというと、コロナ禍の前ですね。

フレーザさん　そうです。せっかく作ってこれから…というタイミングだったのですが、イベントがなくなってしまって。なので、今回の『コミケ99』でリベンジをすることにしました。ちなみに、このフリーザ様はただのフリーザ様では無く、劇場版『ドラゴンボール超ブロリー』に出てくる若いフリーザ様の姿です。だから真っピンクなんですよ(笑)。

――2年ぶりの開催、久しぶりのコミケでしたが、参加してみてどうでしたか？

フレーザさん　人数制限や感染対策など、不安もありましたが、また開催できたことが素直に嬉しいです。着替える時間にも制限があったのが少し大変でしたが、改めてコミケはお祭り！ 本当に楽しいなぁと思いました。

――コミケがない間はどのようにコスプレを楽しんでいたのでしょうか？

フレーザさん　イベント自体がなかったため、ほぼコスプレはお休みしていましたね。たまに、オンラインで行うイベントに参加して、自宅でコスプレを楽しんでいましたけど、イベントが恋しくて…。2021年10月の『池袋ハロウィン』がかなり久しぶりのイベント参加でした。

コスプレのきっかけは数日後のTV出演「素材を生かしたコスプレに挑戦した」

――コスプレを始めたきっかけはどんなものだったのでしょうか？

フレーザさん　実は『逃走中』というテレビ番組でコスプレデビューをしました(笑)。ツイッターで仲良くしてくれていた女性と、『ドラゴンボールラン』というスポーツイベントで初めて直接お会いしたんです。そのとき彼女がコスプレをしていたので、「すてきだね」と言ったら、「数日後にテレビ番組でDBキャラが集まる撮影があるから一緒にどうか」と誘われました。珍しいデビューですよね(笑)。

――初めてのコスプレで『逃走中』出演ってすごい経験ですね!?

フレーザさん　そうなんです。ありがたいことに。クオリティが低いものをお見せするのは嫌ですし、でも数日しかないし…人造人間18号なら私の素材を生かしてコスプレできそうと考え、チャレンジしました。これをきっかけにコスプレを始めることができたし、『逃走中』で出会った方とは今でも仲良くさせていただいていて、本当に素敵な経験をさせていただきました。誘ってくれた友達に感謝しています。

――日本にきてたくさんの経験をし、仲間にも恵まれ、とてもアクティブに活動されていますね。Youtubeも拝見しました。フランス語で発信しているようですが、どんな方に見ていただきたいチャンネルでしょうか？

フレーザさん　フランスの『ドラゴンボール』ファン向けのチャンネルです。なので、ずっとフランス語で喋っています(笑)。フィギュアを開封したり、コスプレイベントやDB関連のイベントを紹介しています。イベント紹介の場合は、レイヤー仲間と話しているのが日本語なので、フランス字幕を付けています。今後は日本向けのチャンネルもつくろうかなとおもっています。まだ考え中なんですけどね。

フレーザさんTwitter：＠Freza_sama（外部サイト）