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『鬼滅の刃』に宮崎美子…年末の風物詩“カレンダー”、デジタル化加速する中で生き残りの道は?

宮崎美子カレンダーヒットで副次的効果、企業モノは景気に左右

  • 令和(六曜)カレンダー(上)と卓上置くだけ幸運カレンダー

    令和(六曜)カレンダー(上)と卓上置くだけ幸運カレンダー

――宮崎美子さんのカレンダーのヒットは、予想されていたのでしょうか。

 「反響は予想以上で、ここまで話題にしていただけるとは思っていませんでした。Twitterのトレンドに入ったことで社内も大騒ぎになり、ワイドショーなどでも取り上げていただいて。また、“カレンダー”というワードが世に出たことで業界も活性化し、他のカレンダーまで売れるという副次的効果もありました。こうしたヒット企画は狙ってできるものではなく、常にアンテナを張って引っかかる確率を上げるよう試みています。弊社の社長も『1勝9敗でいいからチャレンジを。失敗するなら前のめりに』と常に言っています」

――一方、かつては企業の販促用カレンダーが配られることが多かったように思いますが、最近ではそれも減ったような。

 「企業の配り物は販促費を使うため、当然、景気に左右されます。以前はその企業のオリジナルカレンダーだったものが、タオルに変わってしまったりもしますね。そうした販促用は、商店街の小さなお店に依存していた部分もあったのですが、バブルが弾けて以降、配るのをやめたり、お店自体が廃業してしまうこともありました。これも時代の写し鏡として、不景気によって減少傾向にありますね。ただ仮説ですが、もらい物が減ったことで、逆にカレンダーを買う流れも起こっているように思えます」

――なるほど。ところで、カレンダー業界ならではの「あるある」的トリビアはあるでしょうか?

 「日付にまつわるエピソードですね。例えば、節分といえば2月3日ですが、2021年はなんと124年ぶりの、2月2日が節分の日なんです。こういうことは、知識がないと見過ごしてしまいます。あとは、延期されてしまいましたが、東京五輪での祝日の変更。元号が令和に変わる瞬間も大変でした。こういったことには、いつもやきもきしています」

――そんなカレンダー業界の今後は、どうなっていくと思われますか?

 「テレワーク用の卓上カレンダーなど、デジタル化、コロナ禍で一転した生活にも寄り添っていきたいと思います。また、カレンダーにはグッズ的な価値もあるので、そこにも注目していただけたら。特にタレントものは「大きさにこそ価値がある」と言われていて、B2サイズ(515×728mm)にはスマホでは伝えられない良さ、迫力があると自負しています。以前はデジタルをライバル視していましたが、今ではデジタルはデジタル、アナログはアナログで、共存のしようはいくらでもある。アナログにしかない価値を今後も見つけていきたいと思っています」

(文:衣輪晋一)
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