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酒処「じむや」で酔いつぶれるズゴックの哀愁ときたら…「ガンプラ4コマ」に込められた裏物語とは?
小道具の自作にハマり、表現の幅が広がる
石澤ぐりなんでしょうね?考えてみると…やっぱり自分の出したものに対して反応があるとすごくうれしいのでそこは大きいと思います。その反応によって、「ああしてみよう」「こうしてみよう」と考えが浮かんでくるのも楽しいです。前回、記事にしていただいて、フォロワーの方々から「おめでとう」といったコメントをいただきましたし、友人、知人にも「すごい!」と言ってもらえました。とてもうれしかったです。
――前回インタビューさせたいただいた時は、ガチャガチャなど既製品とガンプラを組み合わせるケースが多かったですが、近作を拝見すると自作の小道具が増えているように思えます。
石澤ぐりそうですね。つい最近、「紙バンド」という素材を使ってのミニチュア制作を知り、始めたところこれが面白くて。ガチャガチャやミニチュアで手に入りにくかったり、あったとしても値段が高くて手が出ないものも「自分で作れるかも」と思い、いろいろ挑戦しているところです。
石澤ぐりジムを店主にしたのは…実はあまり深い理由はないんです。居酒屋のカウンターを作りながらイメージを膨らませるのに、たまたま近くにあったジムを置いたら、そのまま置くように…という感じです。
ただ、どことなくホンワカした感じのジムの表情がハマってるかな、とは思います。欲を言えばもうちょっと可動域の広いガンプラにすればよかったかなとは思いますがまあその辺は工夫次第でどうにかしようかな、と。なので「酒処じむや」の物語についても、当初は全く物語がなく、やりながらいろいろこさえていくつもりで始めました。