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モデラーが描く「ジャブロー“コロニー落とし”作戦」のその後「戦争はあらゆる人の人生と生活を巻き込む」

派手な場面だけでなく、その裏にいる人たちも描く

――このアイデアはどのようにして思いついたのですか?
サニー・ワークスフィリピンのボホール島でリバークルーズを楽しんだ時、ジャングルの川面にズゴックが浮かんで居るイメージが浮かびました。

――ズゴックから出てくる人、近づく人が印象的ですね。
サニー・ワークス私がこれらの作品で、一貫してテーマにしているのが「軍と民間人の共存」です。ジオラマにする際は、兵士と民間人のフィギュアを配置して、接点を持たすように心掛けてます。ズゴックのジオラマでは水上マーケットの商人が、地元の住民そっちのけでジオンの兵士に高値で売込みしているシーンです。
――リアルですね。ガンダムを含め、多くの作品は戦闘シーンなどの派手なシーンに目がいきがちですが、そういった設定にもこだわりを感じます。
サニー・ワークスモビルスーツはパイロットだけでは稼働出来ません。整備や修理や補給のサポートが必要です。戦場でも戦う人だけでなく、そこに暮らす人々の生活がある。戦争はあらゆる人達の人生と生活を巻き込むということ。そういった思いを作品に込めています。

――なるほど。実際に制作する際、気を付けていること、心がけていることは?
サニー・ワークスモビルスーツの実在感の表現と小道具による生活感の演出です。分解、整備を意識したパネルラインのスジボリやクレーン用のフック、リベット、などの追加工作です。ミリタリー出なので、スケールに合ったチッピングやウェザリングは特に気を使ってます。今回のズゴックは水陸両用なので水垢やサビにこだわりました。汚れやチッピング、塗装の剥がれる箇所を分析して表現しました。
 また今回は、ゆるやかに流れる川の表現は難しかったです。初めて使った「レジン」(樹脂・ガンプラモデラーの間ではパーツの複製・作成に使われる)に苦労させられましたね。

――最後に、サニー・ワークスさまにとってジオラマとは?
サニー・ワークス自分の世界観の表現方法のひとつですね。
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