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日本酒が“鬼”、ウイスキーが“騎士”に、進化した空箱職人が目指す次なる高み
学生からプロへ 作品ひとつで生計を立てることの過酷さを実感
はるきる以前、取材をしていただいた時は、神戸芸術工科大学アートクラフト学科に通う大学生だったのですが、今春卒業し、今はプロのアーティストとして活動しています。学生の頃のように大目に見られることがなくなり(笑)、自分の作品ひとつで生計をたてていく過酷さを実感していることが一番の変化でしょうか。と同時に、物理的にも精神的にも自分の行動を制限されることがなくなったので、じっくりのびのび制作できて、毎日が楽しいですね。
はるきる以前はツイッターをやっていない人にはなかなか認知してもらえなかったのですが、個展や出版、テレビ番組出演を通して、おじいちゃん世代にも知ってもらえることが増えました。祖母たちが喜んでくれてうれしい限りです。
━━大学を卒業し、プロになられて、作品作りに対する思いに変化は生まれましたか?
はるきるプロになったことで、しっかりと結果を出し続けなければならないプレッシャーを感じています。それでも作品制作においては変わらず、楽しみながら作ることを心掛けています。