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コロナ禍で『ガンプラW杯』延期も、“おこもり”で見直される「子どもとの絆を繋ぐ」ガンプラの魅力

ガンプラW杯2019「ガンダムブレイカーモバイル賞」受賞作品/制作:アイスピ(C)創通・サンライズ

ガンプラW杯2019「ガンダムブレイカーモバイル賞」受賞作品/制作:アイスピ(C)創通・サンライズ

 コロナ禍で打撃を受けている市場経済。一方で、自宅にいる時間が増えたことで“おこもり趣味”への注目度が高まっている。その代表格のひとつ『ガンプラ』界隈への様々な影響について、2019年度の『ガンプラビルダーズワールドカップ』にて「ガンダムブレイカーモバイル賞」を受賞したアイスピさん(@ichisuke_bot)に話を聞いた。

オリジナリティを出すには「別ジャンル」からの着想も必要

――コロナ禍の影響により、2020年5月以降より世界16のエリアで開催を予定していた『ガンプラビルダーズワールドカップ2020』(ガンプラW杯)の開催を延期することが先日発表されました。2021年に『ガンプラビルダーズワールドカップ2020-2021(仮)』として開催を目指すようですが、率直な感想は?

【アイスピ】延期はとても残念ですが、ポジティブに考えれば2年分の時間をかけた傑作と対峙できるわけで、それは大変名誉なことと思いました。
――今年は参加を検討していましたか?

【アイスピ】はい、ストライクガンダムを使った作品で参加予定でした。

――アイスピさんは2019年度の大会で「ガンダムブレイカーモバイル賞」を受賞されました。自分にとって『ガンプラW杯』の存在とは?

【アイスピ】お祭りです。大きな神輿をかついでる感覚。言わば青森の「ねぶた祭」やブラジルの「リオのカーニバル」といったイメージです。参加者が一体となって“楽しめる”点が魅力です。

――今回紹介しているのは「ガンダムブレイカーモバイル賞」を受賞された際の作品です。テーマを教えて下さい。

【アイスピ】モビルスーツと乗り物の「共存・共闘・共生」をコンセプトに、「大気のうねりや躍動感」を表現しました。そして本体自体は、実際に動かして戦った際に可動に支障がない前提で作っています。

――本作の創作にあたって、インスピレーションを受けたアニメや作品は?

【アイスピ】キングラビッツの「イイ波のってんNIGHT」という曲と、サンリオのキャラクター・キキララからインスパイアされています。ガンダムとは全く異なるジャンルから着想を得ました。

――ガンダムの生みの親である富野由悠季監督は、オリジナリティというものは別ジャンルからの学びを得た“異種格闘技”だと言っています。本作はその通りの作品というわけですね。

コロナ禍の影響でガンプラに興味を持つ子が増えている

――制作に使用したキットを教えてください。

【アイスピ】MGストライクガンダムver.リマスターです。
――制作にあたって苦労した部分は?

【アイスピ】乗り物ありきの作品なので重心のバランスです。やむを得ない事情で他の方が動かすことがあっても倒れないように心がけました。

――延期となった『2020ガンプラW杯』でもストライクガンダムを使った作品になる予定だったとのことですが、その理由は?

【アイスピ】ストライクガンダムは緻密な造形で人気の高いキットですが、自分的にも「絶対にカッコよくなる」という思いがあって使用することが多いです。

――『ガンプラW杯』延期も大きなトピックですが、コロナ禍はアイスピさんのモデラー生活にどんな影響を与えていますか?

【アイスピ】これまでは仕事帰りに家電量販店に寄って買うことが多かったのですが自粛しています。材料の仕入れは通販のみになりました。

――最近は“おこもり趣味”としてプラモデルが注目されています。

【アイスピ】自分もガンプラ制作にかける時間が増えるかと思っていたのですが、家にいる時間が増えたことで料理に時間を割くようになり、プラモの作業時間自体は減っています。あと、中古ショップやマイナーな模型屋に“お宝探し”に行くなどした際のモデラー仲間との交流も減ってしまって残念です。

――周りのモデラー仲間からは、コロナ禍のどんな影響を聞いていますか?

【アイスピ】お子さんがガンプラを組むようになったという話はよく聞きます。ガンプラが家族との絆を繋ぐアイテムになっているのだとしたら、素晴らしいことですね。

――コロナが収束したらまず何をしたいですか?

【アイスピ】やはり所属するサークルの新年会です。忘年会も都合が合わずできていない状態だったので、顔をつき合わせて“作例”の報告をしたいですね。

(C)創通・サンライズ

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