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(更新: ORICON NEWS

熱狂するコンテンツを、AbemaTV制作局長・谷口達彦氏

強烈に見たいものを一緒に作っていく

  • AbemaTV制作局長・谷口達彦氏

    AbemaTV制作局長・谷口達彦氏(C)MusicVoice

 道半ば過ぎにあるというAbemaTV。エンタメ業界の変革期にあってその時流に乗っているといえる。そこでコンテンツの責任者として才をふるう谷口氏。刺激を受けているのは時代だけではない、同世代からもだ。

 「エンターテインメントの業界は30代になると決裁権を持って動かせるキーマンが横にいる。それが楽しいですよね。自分たちのやりたいことがやれるようになってきているので。例えば自分よりも若い監督もいるし、良いですよね。“若者はなんとなくこういうものが見たいだろう”と上から放っていくのではなくて、自分達が強烈に見たいものを一緒に作っていく、しかもその当事者であることが良いことだと思っています。AbemaTVは若者が作る若者のためのメディアのようなコンセプトでもありますし、そういう忌憚なき議論が、各エンタメ業界の若きキーマンと昼夜問わずできるというのは嬉しいです」

 時代を作り出すのは相当な労力と困難もあるだろう。しかし谷口氏は「苦労という感覚はないですね。」ときっぱり。「当然、辛さや不安、プレッシャーは強烈にあるのですが、それよりも希望や、成し遂げたい思いとか、そういう気持ちがはるかに上回っているということだと思います。出来ないだろうと思われている難易度の高い事に挑戦する上で大変な事ももちろんあります。でも、この番組を提供したらユーザーは熱狂してくれるだろうなという、出来た先、喜んでもらえた先の世界に対する好奇心や執着の方が勝っていますので、苦労を苦労と感じたことはないですね。」と話す。

 そして「どういうマインドをもってやっているのか」という最後の質問にこう答えた。

 「会社でいつも言っているのは、50年に一度のマスメディアを作る機会に熱狂するんだ!ということです。」

 谷口氏は「ユーザーに喜ばれるもの」を燃料に、きょうも静かに闘志を燃やしている。

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